南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

インド,ケララ州でエントリービザ(Xビザ)を更新。

とうとう、この時期が来た。
昨年、苦労してようやく得たエントリービザ。ツーリストビザでインドにやってきた私は、このビザのままでは、6ヶ月以上の滞在が出来ないために、インド人の妻としてのビザ延長を申請する必要がありました。
私が現在手にしているビザは、エントリービザ又はXビザと言います。ただ、この延長は1年間だけ。「来年また更新に来てくださいね」と外国人登録事務所のスタッフに言われた時は、「はー、これから1年間この事務所に来なくていいんだ」と
胸をなでおろしたものの。。。
 
1年はあっという間だった。。。インド各地で悪名名高い(?)FRROに行かなければならない日がやってきた。(どよーん)
 
まずは電話で必要書類の確認。
 
【持参するもの】
・パスポート
・証明写真
・Application form(オンラインで必要事項を記入したものをプリントアウト)
・パスポートコピー(写真ページ、ビザページ、最終渡航印ページ)
・結婚証明書コピー
・Cフォーム(FrroのHPにある別ページから登録する必要あり)
・前回のRegistration Certificate
・Undertaking letter(現在、企業にもビジネスにも従事していないという声明書)(自筆サイン入り)
・Request letter(これらの書類を持ってきたので、ビザの延長お願いしますという依頼書)(自筆サイン入り)
上記が必須書類
・配偶者のIDコピー(パスポート、Adhaカード)
これはFRROのサイトには載ってないが、必要になります。
・賃貸契約書のコピー
これは、前回聞かれたので念のため
・登録料
 
今回いらなくなったのは、大家さんのサインの入った文書。
 
まずはオンラインの登録。ポイントは30分以内に全て情報を
登録すること!時間制限があるので、気分が向いた時に少しずつ情報を足していくって事は出来ないのです。
(1ページ目を全て埋めれば、次のページに行く時に保存は可能です。)
FRRO online申請ページ
 
FRRO Cform 登録ページ
 
 
念のために追記しておきますが、婚姻の登録もビザの登録も、インドの州で違ったり、またその年で違ったりします。
こういった規定がコロコロ変わってしまうので、ご自身で登録される場合は必ず、一度電話で確認をした方がいいと思います。
これは、ケララ州トリバンドラムFRROの2017年現在の例です。
 
#注意点:FRROオンライン上で上記の書類のほとんどをアップロードする必要があります。その際、それぞれの書類のデータの大きさは200KBまでです。そしてPDFファイルしか受け付けないです。それぞれの書類をPDFに変換し、容量が大きい場合は小さくして、アップロードして下さい。
 
#ちょっとしたTIP:自筆サイン入り書類は、インドのコピー屋さんにわざわざスキャンしに行くのも面倒くさいので、私はmac の「プレビュー」で手書き署名をカメラで写して、挿入しました。
 
#ちょっとしたTIP:証明写真は白黒でOK。データの容量がかかるので最初から白黒で撮影したものを取り込んだほうがいいと思います。
 
オンラインで書類をアップロードしたら、そのままFRROを訪問する日を予約します。
 
当日、FRROを訪問すると、ちょうどお昼時間にかかってしまったので待たされたものの、他に待っている人もいず、スムーズに受付を済ませることが出来、その後上役の人に通されいくつか質問に答えたら、書類が全部Okとのこと!良かったー。
 
その後、言われた金額を指定の銀行に支払いに行き、もう一度帰ってきて領収書を提出。
前回の申請の際はなかったことですが、両手の指紋も登録されます。
そして待つこと30分。。。。見事1回の訪問でビザを取得することが出来ました!
 
最初のビザ登録料は4800Rsだったけれど、2回目の今回は480Rs。予想してた金額の10分の1だったから、これもホッ。
前回のスペルミスやハイフンの抜けを1回ずつ指摘して、合計4回くらいFRROに通った時とは大違いのスムーズさ。
 
時間にして合計2時間くらいでした。(外国人のおおい地域だともっと時間がかかりそうです)

 

 

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無事VISAゲット!カンパーイ!!・:*+.\*1/.:+といきたいところだけど、2人ともお酒が飲めないので。。。
 
(写真はケララのビール、キングフィッシャー。ノーマルとストロングがあります。これはストロング。若い子たちは、ストロングを飲むのがカッコいいと思ってる様子)
 
 
 

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私達は、ティーで乾杯♪っと(笑)。(*゚∀゚*)
 
 
追記
リクエストレターの本文例。
Dear sir
I,(名前)(パスポートNO),wife of (旦那の名前&パスポートNO),hereby request you to kindly process with the formalities for (申請理由). Kindly find the documents attached.
 
 
 
 

*1: °ω°

インド、ギネス級の女性のお祭り、「アトゥカル ポンガラ」

3月11日は「アットカル ポンガラ」というお祭りでした。

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毎年、現地の暦に合わせ、2月末から3月の初めの時期に行われるケララ州でのヒンズー教の一大イベント。
10日間に渡って続くこのお祭りのメインイベントが、この日の女性によるお供え作り。
女神に捧げるお供え物を作るため、州を越えてたくさんの女性がこのトリバンドラムに集結します。

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「たくさんの女性と簡単に書きましたが、 なんと、「女性が集まる集会として最大」ということでギネスに登録されたこともあるとか。この歳は250万人の女性があつまったそうです。(@@)
今年の3月6日付けのThe hindu新聞によると、今年は400万人の人が参加すると言われているとか(本当??)
400万人って横浜市民の人口くらいじゃん。いやいやいや、さすがに、それはムリだよ。インド人も話すこと大げさだけど、新聞も大げさなのかな?
 
メインとなるお寺、アトゥカル バグヴァディ寺院(Attukal Bhagvathy Temple)を中心に半径20Km辺りの道路上で、女性がレンガを組み、陶器鉢でパヤサムという甘いお汁粉のようなものを作ります。

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お米や黒砂糖、カシューナッツやレーズンを陶器のポットでグツグツ煮て作るこの作業を「ポンガラ」と言います。
道路を薪に火をくべて料理をする女性たちが埋め尽くします。
 
 
1週間に市内中心を通ると、道路の脇には陶器鉢がうず高く積まれ、これから始まるイベントの大きさを
表していたけど・・・興味というより、ちょっと怖い(-.-;)。
数日前からは場所取りが始まります。お寺に近ければ近いほど、ご利益があると考えられているからです。
当日の朝は、お寺でのオイルランプの点灯から始まり、そこから分け与えられた火が、隣の人、また隣の人に渡り、料理が開始!
パヤサムを作りながら、女性たちは女神の降臨を祝い、自分の希望や家族の幸せや健康を祈ります。
「娘がいい男と結婚できますように」「息子がいい会社に就職できますように」など、こういうのはどこの世界も一緒ですね。

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2週間前から、トリバンドラムに遊びに来ていたお義母さんは、親戚も参加すると聞いて、行ってみたくてしょうがない。
しかも、次男の結婚祈願もある。
旦那アヌーは、日中30度を超える炎天下の中で、薪で火を燃やして、さらに煙で目が開けられない状態で料理する行為は、狂気の沙汰じゃないかと、大反対。『アンマ、これは自殺行為ダヨ!』
私も、周囲のみんなから、暑さと煙地獄のように聞いていたので、どうもお義母さんのテンションと合わせてあげられない。。
 
結局、その日は自宅で過ごし、翌日その親戚の家に、お供えで作ったパヤサムをごちそうになりました。
参加した女性からは、「楽しかった」「いい思い出」といい話ばかり。
そうだ、それまでに話を聞いた周囲のみんなは全員男性だった!Σ(´∀`;)
 
興味があれば、材料とポットとレンガを持っていけば女性なら誰でも参加することが出来ます。
(ポットもレンガも現地調達可能みたいです。)
今回は、残念ながら参加しませんでしたが、私も、来年こそ挑戦してみよう!?
 

施しって?インドで考えてみた。

私がインド生活で苦手なこと。
というか日本でも苦手だったこと、それより得意って人はあんまりいないんじゃないのかもしれない。
 
それは、『物乞いへの対応の仕方』
 
私が暮らしているケララ州は、デリーやムンバイなどの大都市よりも断然物乞いが少ないと言われていて、追い掛け回されたり、囲まれたりすることは決してないので、困った経験は全く無いです。
ただ、バス停や道端で時々現地語で話しかけられるくらい。
日本にいた時は、正直、基本避ければいいと思っていました。でも、インドに来てみると、
頻繁に人々がお金を渡してあげるシーンを目撃します。若い人から年配の人まで、小銭を手渡してあげるのです。
もちろん、大多数があげているるわけではないし、完全に無視して通り過ぎる人のほうが多いように見えるのですが、確実に言えるのは、ケララは日本より物乞いに優しいということ。
 
私の旦那アヌーは日本にいる時、時々物乞いにサンドイッチやおにぎりを上げたり、お金を上げたりしていました。しかも、私に隠れて。。一緒に歩いていて、あれ?どこかに消えた、と思ったら、おにぎりをコンビニで買って、渡していたり。
というのも、『日本人はこういうのあまり良いと思わないでしょう?』って思っていたから。
 
そう思われていたことになんとなく納得するところもあり、どう言って良いか分からなくなったり。私は献血とか、募金箱とか、何か災害があった時の寄付とかには経験があるし、抵抗はないのだけれど。。。なんでだろう、
物乞いにはどう接していいのか分からない。怖い。これが正直な気持ちでした。
 
現在、ケララで暮らすようになって給料が下がったアヌーは自分の財布の紐を締めつつも、今は私に隠れることなく、いかんなくその習性を発揮しています。
 
ケース1、『駅の構内』
駅周辺には、比較的物乞いや、貧しい人が集まります。
ある時、駅構内の軽食レストランで食事をしていると、アヌーが3人分のイドリー(南インドの蒸しパン)を注文しました。私が『なんで?3人分?』と尋ねる前に、レジでチャイを注文しているおじいさんに声をかけ、こっちに座るように促しました。
アヌー:「彼は空腹をお茶1杯で満たそうとしているから、朝食あげても良いでしょ?」
 
このおじいさんは、何度もアヌーにお礼をしてゆっくりイドリーを食べてくれました。
そして、アヌーは周囲に見られないように、テーブルの下から10ルピー札をいくつか彼の左手に乗せながら、「夕ご飯はこれで」と囁いて、席を立ち去っていくという。
 
すごく、自然になんでもないように接することが出来て、見習いたいなぁと思う瞬間。
 
ケース2、『バス停』
バス停には、その日暮らしのおじさんや、どこかに移動したくてお金を求める物乞いがたまにいます。ある日、お金を持たずにバスに乗車してきたおじさんがいました。インドのバスにはチケットを販売する係り人がバスの中にいるのですが、お金を払わないおじさんに注意をしてもそのおじさんが何やら言い返してバスの中で、口論が始まりました。
アヌーが立ち上がって、とりあえずそのおじさんにどこに行きたいか尋ね、そのバス代を係りの人に支払って、事をおさめました。
アヌー:「この口論で乗客全員が不愉快になるより、10ルピー払った方がみんなハッピーでしょう?」
 
その無銭乗車のおじさんの言い分は、現地語だったから私には理解できなかったけど、その理由が解釈不可能でもそれでもいいのだと。20円で全員の怒りが収まるなら十分価値があることだと思わない?ということだそうです。
 
思わず、まず無銭乗車のおじさんの正しさを判断しようと思ってしまった私。。
重要なのはそこではなかったんだなぁ。
 
 
ケース3、『映画館』
ある日2人で映画館で映画を観終わった時、席を立ち上がると、10ルピーくらいの小銭が足元に転がってるのを見つけました。
私:「ラッキー♪お金、みーつけた」と、浮かれ喜ぶ私に対して、
アヌー:「これは、これからここを掃除するスタッフにあげようよ。彼らは、観客が食べ散らかしたポップコーンを集めて綺麗にしてくれるんだから。床に置いておこう」
 
私:「はーい(/ _ ; )」(そんなこと、考えつきもしなかった。)
 
物乞いだけでなく、人に優しいってこういうことなんだなと反省した日。
 
アヌーが典型的なインド人とは思わないけれど・・・(少し変わってるかもしれない)
インド人が日本より物乞いや貧しい人に優しい理由として考えられること。
インドにはカースト制があった(今でも残っていますが)ので、インド人全体の理解に貧しい人は生まれた家族環境の理由で貧しさから抜けられないという考えがあります。政治家や一部の上層部などの私腹を肥やしたい、汚職も当然と思っている人もたくさんいると思いますが、多くの人は、生まれた州、生まれた家族、生まれた環境への不条理とか不公平に同情と理解を持っているように見えます。
また、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教のそれぞれのインド人が信仰心が厚いことも、物乞いや貧しい人に優しい理由かもしれません。(あくまでケララの人を中心に考えてますが)
 
まぁ、そんなに人に優しいなら、もっと仕事を真面目にしろよとか、環境にも優しくしろよとか突っ込みたくなることは、もっちろん、たーくさんあります(´-`).。oO
今回はそれは置いておいて・・・・。
 
アヌーに聞いてみた。「どうすれば、物乞いとかに優しく接することが出来るの?」
 
アヌー:「自分がそれで幸せな気分になるかどうかだから、別に自分がそういう気分にならないなら、気にしなくていいんじゃない。僕はそれが好き。でも、君が僕のこの習性をコントロールする。(お金が他人に渡りすぎないようにする)夫婦のバランスはそれがいいんじゃない?(笑)」
 
寄付も手助けも、自分がいい気分になる為にする。やらないといけないとか、そういう人間になるべきという「あるべき型」を作らなくてもいいと思ったらなんだか、楽に思えてきました。
その時、その時の自分の感情でいいんじゃない?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

インド、トリバンドラムで一番高級なホテルに行ってみた。【Leela Kovalam】

先週は、日本からお客様がやってきて、その方のアテンドをさせて頂きました。

半年前に介護福祉施設のアンケート調査等にいらっしゃった介護福祉の先生方が、今回は、日本の介護技術をインドの介護福祉士や看護婦さんに教えるというワークショップのお手伝いです。

 

水曜日は観光、土曜日にその研修を終え、日曜日はその夜に帰国されるまでの最終日の観光のお付き合いです。

研修は新しい発見と、現地の方々のご協力と、先生方のチームワークと、土壇場での変更と、そして反省とたくさんのことが絡み合って、なんとか終えることが出来ました。

ただのお手伝いの私の言うことではないかもしれませんが、お互いに良い学びになった気がします!そして、エネルギー溢れるこの女性方からたくさんモチベーションを頂きました。ありがとうございます。

 

さて日曜日の最終日、どこに行こう??水曜日はお寺と美術館をめぐり、ヴァルカラビーチでアーユルヴェーダマッサージを体験してもらいました。

日曜日のメンバーは、主役の女性教授3人と、このブログでご連絡をくれたアーユルヴェーダ施設でパンチャカルマを終えた後に一人旅をしているという女の子も参加してもらい、さらにちょうどその前の週からコーチからトリバンドラムにきているお義母さん、そして旦那アヌーと義弟のラウル、私合わせて8人。多い!(・Д・)

 

先生方の研修があったところはトリバンドラムの市内から車で2時間かかる田舎の山奥。最終日はせっかくだから、トリバンドラムでリッチな気分を味わってもらいたい。

 

そして、何より私が行ってみたい!(ここが一番の動機)

 

選んだのは、「Leela Kovakam(リーラ・コバラム」と言うコバラムビーチにある5つ星ホテルです。

でも、食事がいくらか分からないなぁ。。。( ;∀;)

と言うわけで、ランチは市内でみんなで済ませ、お茶だけね。お茶だけしに行ってみました!

 

www.theleela.com

 

ロビーはこんな感じ。木材を利用したナチュラルなイメージのある開放的なスペース。

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そこからすぐにプールが見えて、プールと海が見渡せるレストランが隣にあります。

ロビーから水着のお客さんが見えるってどうなの?ってちょっと思ったけど、開放的な空間があんまり気にさせないかな?

 

「海が見えるカフェ」と尋ねたら、ゴルフカートみたいな乗り物で海岸脇にあるカフェへ連れて行ってくれました。

そのカフェはこんな感じ。

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ビーチはホテル専用のプライベートビーチになってます。

そこで飲み物を頂いて、のんびりとおしゃべりを楽しめました。

ジュースやコーヒーは400円〜500円。スタバのコーヒーと同じくらいで、贅沢な時間過ごせます(笑)

 

カートで来た道のりを今度は歩いてみようと言うことになって、歩いてみました。

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 ホテルのお部屋外観。

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夕方からオープンするバーレストラン。

アラビア海を独り占めというような景色が広がります。

 

金曜日はバンド演奏。土曜日はインドの伝統音楽が演奏されるそうです。

 

ホテルの予約サイトで調べてみたら、この時期の宿泊料金は、日本円で約17000円〜20000円位でした。

5つ星ホテルでこの位の価格なら、インドのケララ州、行ってみたいかも♪って思ってくれる方がいれば嬉しいです(*'▽'*)

 

私達みたいにお茶だけ、または夜にバーだけ、昼にランチだけという使い方も良さそうですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

インドで『サルサ!』始めました。

日本にいた頃、サルサにハマっていました。

初めは、言葉を交わさずにコミュニケーションが取れるペアダンスっていいなとか、ラテンの曲って明るくっていいよねとか、そんな軽い気持ちで試してみたサルサのレッスン。いろんな過程を経ながらも離れられずに約10年。

 

その中でもインドに来る前の後半5年は本当に頑張ったなぁ。そして楽しかった。そして、旦那アヌーとの出会いもなんとサルサ。

(インドでは、私達の出会いは、弟を通じてバトミントンで知り合ったということになっているので、そこのところ、よろしくお願いしますm(_ _)m)

 

アヌーとペアでバチャータというジャンルのパフォーマンスチームにいたこともありました。その後、アヌーは研究が忙しくなり、なかなか関われないことが多くなって、私はニューヨークスタイルと言われる、ON2というスタイルのレッスンに参加していきます。

そのきっかけは、類稀なるセンスを持ったインストラクターに出会ってしまったこと!!

サルサのレベルは世界レベル!そして笑いのレベルもそこらへんの芸人をはるかに超えるレベル(笑)

沖縄県出身のサルサインストラクター Yuta先生です。

 

i-salsa.co

この先生には、(今まで習ってきた先生方には申し訳ないのですが)今まで5年くらい習ってきたことがなんだったんだろうという位、基礎の基礎の考え方、動き方を1から学ばせてもらいました。

そして彼の何よりすごいところは、男性のリード、女性のフォローをどちらもハイレベルでこなせて、教えられること。女性のインストラクターが男性のパートを教えてくれることはあっても、どうしてもフィジカルな面や、テクニックの面で劣ってしまうかなぁというのが私の感想。

そして、この先生の手先や髪の動きまでがとにかく綺麗。新しい技や、振り付け、魅せ方のひらめきは、驚きの連続でした。

 

そう、Yuta先生には、ダンスだけでなく私に徹底的に欠けている( ;∀;)、美意識も教えてもらった。(ここ、とっても感謝しているところ!)

普段歩く時、普通に立っている時の意識から、手の角度、足の使い方、笑顔を作るときの完璧な歯の見せ方まで(笑)。鏡を見て自分を好きになることも大事、それが表現力になると。

表現力はないし、顔はでかいし、短足で、身長も低い私は、それでも背が低いことはサルサダンサーには有利だということだけで(ㆀ˘・з・˘)、パフォーマンスチームに入れてもらい、女性のみのシャインチームでパフォーマンスが出来るに至ったり、ペアチームで特訓したりする日々。

 

パフォーマンスを目指していた私の入っていた時期のペアチームは、メンバーが抜けたり、私たちが先生の目指すレベルのもの届かなかったりで、未完のものが2作品。。。

なんとメンバーの一人はデリーでインド留学に、そして私もその後インドに嫁ぎに行くことに。。。(初期メンバー6名のうち、2名が現在インドにいるという(^○^))

 

その先生の今までの作品が動画にアップされました!(^○^)

ご興味がある方はご覧ください。絶賛、新しいパフォーマンスメンバー募集中です。

 

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そして、とうとうペアチームも作品が出来上がりました!・:*+.\*1/.:+

私がインド行きを決めてチームを抜けるって泣きながら伝えた日。その時の大好きなメンバーはまたそれぞれ、チームに残ったり、新しい道を探したり。その後、再結成されたメンバーがやってくれました!

私も先生の好意で、インド出発まで練習に参加させてもらうことになってドタバタながら、新しいメンバーが完成させてくれることを応援してました。

だからこのペアの動画を観た時は、涙なしには見れなかった。。。

 

 

youtu.be

 

どうでしょう?サルサに興味わいた人いるかなぁ〜(笑)

 

パフォーマンスに興味なくても普通のレギュラーレッスン、初心者から受け付けてます!

海外のどの国に行っても、大なり小なりサルサクラブはあって、現地語が話せなくっても、英語が話せなくってもダンスで交流できるっていいですよ〜( ^ω^ )

近場の台湾とか韓国もサルサは盛んで、台湾に行った時はすごい盛り上がってました。

 

 

さてさて、私とアヌーはここトリバンドラムでついにサルサクラスを始めたばかりの先生を発見!まだまだ、ほとんどが初心者ですが、ゆる〜くサルサ始めました。

 

 

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*1: °ω°

インドに向けた新商品、「カレー汚れを落とす洗濯機」について思うこと

今月、日本の有名家電メーカーが、これからのインド市場に向けた新商品、「カレー汚れを落とす洗濯機」を開発、発売したというニュースを見ました。

 

インド各地で好まれるカレーの成分を調査し、しつこい汚れを落とすのに最適な水温、水流、時間を研究するなどして2年がかりで開発したという。

この開発にはインド料理研究家の香取薫さんが関わって、商品化に至ったそうです。

また、ヘアオイルを落とすなどといったコース、5種類くらいが加えられている、と。

価格はやや高めの中高所得者向けで、日本円で約5万円。

 

インドに暮らす、日本人として日本のメーカーがインドで活躍することを願っている1人として、一言言いたいのです。

 

「うっうっ・・・売れなそう。」(;ω;)

 

これこそ日本が言われている、ガラパゴス化なんだなぁって思ってしまいました。

 

無駄に機能が多すぎて高い。

 

実際、メーカーがどれだけのマーケティングを行って、どれだけインドに踏み込んで調査して、どんなプロモーションを考えているのかは、記事の内容だけでは分からなかったのですが、カレー汚れを落とす洗濯機って・・・。

例えばそれは、外国のメーカーが、日本人に向けて「洋服の魚臭さ、だし臭さを落とす洗濯機」を開発したのと同じ気がするのです。例えば「醤油を落とす洗濯機」というキャッチコピーが日本人の心を捉えるかな。

 

ちなみに私のインドの家族や、友達にこの商品についてどう思う?って聞いて見たところ、全員に「Useless(無用だね)」って言われちゃいました。

やっぱりね〜。

 

「もしも、食べ物が洋服についた時は、すぐに水をつけて手洗い場の石鹸をちょっとつけて拭けばすぐ落ちるよ」

「そのまま、つけっぱなしにして乾いたら取れないってみんな知ってるから、すぐ落とすのが当たり前」

「大きな家族で暮らしてるからヘアオイル用とかカレー用とかいちいちそんなめんどくさいコースなんか気にしないよ」

 

開発に関わった香取薫さんの料理本は私も持っていてお世話になっていて、日本ではかなり有名な方ですが、インド人は知るわけもなく。

 

一方、某韓国の有名2メーカーは、機能はそこまでないがこなれた価格とコンパクトなサイズで(ここケララでは)人気があるようです。しかも、さすがだなーと思うのは、インドの最大のお祭り、オーナム、ディワリの時期に合わせて新商品の発売や、販売店のオープンをしてイベントを行っていること。このお祭りの前後には新しいものを買うという習慣があって、買い物熱が高まりすごいお金が動く時期ということをあらかじめ知っていての戦略と思われます。

 

このままでは車だってうかうかしてられないと思っちゃうこの頃です。

6車線の拡張工事の真っ最中のバイパス沿いに先駆けてオープンしていく数々の車メーカーのショールームを 見ていると、戦略が見えてきます。

このバイパス、現在5万人の従業員と400社のIT企業を抱えるIT集積地、テクノパークから空港までを一直線につなぐ道路です。インドのトリバンドラムなんて、日本人の誰も知らないだろうけど、実は熱い熱い経済発展をしているところでした。

もちろん、インドのたくさんの都市でこんな現象が起こってることが予想できますし、きっと東南アジアもだいぶ前からこんな感じで、急速な経済成長を遂げたんだろうな〜。そして今も現在進行中。

 

今はまだ、ビザの関係で定職につけない身だけれど、こうやって経済を見ていくっておもしろい。

 

 

 

インド人のありがとう&当たり前

前回のブログでインド人が「ありがとう」と「ごめんなさい」を
言わないと書いた。
ケララの現地語、マリヤラム語で「ありがとう」の意味、「ナンニー」と言ってみると、相手にちょっと笑われる。
 
ケララ州以外のインドに暮らす日本人も同じことを言っていたので
多分多くのインド人に共通していることなのではないかなと思う。
誤解がないように伝えると、基本みんな親切なのだ。初めてあったばかりのに家に招いてくれたり、道を聞けば数人集まって相談してくれたり、一人でいると話しかけてくれたり、簡単にヒッチハイク出来たり。(残念と思うのは、まだまだこの国は商業という面で消費者が優位でないということは確か)
ただ、ありがとうとごめんなさいという言葉を使わないだけ。
 
あいさつや礼儀を重んじる様に育った日本人の私としては、当初戸惑いがあった。
「マナーがない」、「失礼なんじゃない」、とイラッとすることもしばしば。
 
でもインドに1年暮らしてみて気づいたことがある。
 
「このくらいのこと、謝ったり、お礼を言ったりするまでもないと思っているのかも。」
 
小売店や会社、行政等のサービスの低さはこの際、置いておいて・・・(これは怠惰というか横柄というか、適当というか(−_−#))
 
こんな光景を見る。
 
ケース1:朝夕の通勤バスの中。
 
立っている乗客が、座っている乗客の膝の上に何も言わず自分の荷物を乗せる。時には小さい子供まで膝に乗せてくる。
ニコっと笑って荷物を預ける人もいれば、表情を変えずに荷物を膝に乗せた後に目で訴える人も。「荷物よろしく」
そして、荷物や子供を受け取った乗客も、当たり前のように荷物や小さい子供を抱えてくれる。
 
ケース2:映画館や講演会、レストランで子供が泣き出す。
 
映画上映中だって、誰かが話している最中だって、だれも不愉快な顔をしない。時には子供が立ち上がって講演者の周りをぐるぐる走り回ったって、何事もなかったように、話者は話し続け、聞き手は話に耳を傾ける。
(私はこの時、子供の行動とそれに対する周りの全く動じない反応に驚きすぎて、話に全く集中できなかったという。)『この子供どうにかしようよ〜』ってならない?
旦那アヌーにも、聞いてみた。『インドの子供はやんちゃすぎないか?』
アヌー:「うーん、子供って、そういうもんでしょ?」
 
ケース3:義弟が鍵を力任せにこじあげようとして、鍵が鍵穴内で折れた上に、鍵穴を傷つけた。またある時は家の中でボール遊びをしてカーテンレールの飾りを壊した。
 
私は、借りている家に傷をつけてしまった!( ゚д゚)と頭にきたし、大家さんにお詫びしなきゃいけないと思い、慌てた。
しかし、旦那アヌーも弟も、「このくらい大丈夫。」と真剣に取り合ってくれない。(それで更に私が怒るという・・)
大家さんがやってきて、アヌーが状況を説明する。大家さんは笑いながら、「Ok,Ok!」
カーテン部品は接着剤でなおしてくれて、鍵穴の傷は大したことないって言ってくれた。(えっ、そんなもんでいいんですか??)私は拍子抜け。
 
こんな日常がざらにある。
驚くほど寛容なのか、あらゆることを真面目に受け止めないのか、悪気がないならすべて許してくれると思っているのか・・・・。
 
自分にも他者にも許す範囲がとても広い。
 
自分自身や、日本人や日本の社会を考えてみる。
・・・・もしかして許す範囲が狭すぎる?
もしかして進行形でどんどん狭くなっている?
 
満員バスの中で荷物を預かるのも、場所を選ばず子供が泣き出すのも、当たり前といえば当たり前。
 
当たり前のことにはわざわざありがとうと言わなくてもいいのかもしれない。
ありがとうを期待して押し付けてもいけない。
ありがとうは優しさの表現の一つではあるけれども、相手の心を和らげる力を持っているけれども、マナー重視の日本がありがとうを重視しすぎた結果、かえって心の許容範囲を狭めているとしたら、ありがとうはなくてもいいのかもしれないなぁなんて思った。
 
ありがとうの反対の言葉は、当たり前と何かの記事で最近知った。有難し、有ることが難しいの反対だから、当たり前。
だからこそ、相容れないのかも。でも当たり前と思い過ぎて、今目の前に起こっている日々のあらゆることに感謝できないのも悲しいんだけど・・・。
 
心の許容範囲が、マナーという言葉で狭くならないようにと意識することが大切なのかなぁ。
 
自分からはありがとうを発信していくのは変えなくてもいいとしても、他人からのありがとうは期待しないようにしよう。
ごめんなさいも言葉より態度が大切。それよりも、こちら側が許す心を広く持てるようにしよう。
 
朝の出勤が30分、1時間遅れようと、友達の待ち合わせに全然間に合わなくても、できない約束を快諾しようと、『お互い様』で通ってしまうこの人達・・・。
 

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月に1回は会う友達。時間は守れないよ〜とあらかじめ宣言する右下の女の子。

 

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オーガニックレストランのスタッフで、こっそりカレーをサービスしてくれるおっちゃん。
 

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 先週、ランチをご馳走になったアヌーの友人宅。この時、友人は旅行中。
本人抜きで彼のお母さんと、彼の妹家族にもてなしてもらう。