南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

Aadhaar card(アダーカード)取得!インドのマイナンバー制度。

インドにはAadhaar card (アダーカード)という、マイナンバー制度に基づく国民IDカードがあります。

 

インド国民11億人に、個別に生体情報を取得され、識別番号が振られ政府がこれを管理しようというもの。2009年からスタートしている制度です。

 

インドでは銀行の口座を開いたり、ビジネスをしたり、自治体での登録などなど、いろんな場面でこの本人確認カードが必要になります。

 

私はインド人と結婚し、2年経てば市民権が取得できるというので、それまでアダーカードは申請できないものと思っていたら、どうやらインド在住外国人でも取得できるらしいと聞いたので、申請しに行って来ました。

 

あーでもインドのこういう手続き、いちいち面倒臭いんですよね〜_φ( ̄ー ̄ )

 

申請をするためには、まずこの政府のサイトから、申請書をダウンロード、プリントアウトします。

uidai.gov.in

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そこに必要事項を記入して、本人確認のできる書類を用意します。

・身分証明書(パスポート、PANカード)

・住居証明書(賃貸契約書、結婚証明書、公共料金の支払い書)

・ビザ(インド在住外国人は、ビザなどの書類もあった方がいいと思いますが、私の時は、ビザは受け取ってくれませんでした)

・旦那(配偶者)のアダーカードもしくはコピー

 

書類を持って、事務所へ。その日は土曜日の朝、10時ごろだったのですが、すっごい人の列で書類を受け取ってもらうだけで、2時間はかかるみたいなことを言われたので、昼から予定があった私は断念。。。。平日に来るしかない。

 

平日に出直して、それでも朝早く9時に並んで、ようやく書類を提出すると係の人から、「本人確認を第3者から承認してもらった書類が必要」と言われてしまいました。

 

・・いやいや、このビザがFRRO(外国人登録所)で私の本人確認を証明してもらった、書類になるんですけど・・・と旦那と私で一生懸命説明したものの、分かってもらえず。(T . T)

 

それで、どう言われたかというと、

 

「この近くに小学校があるからそこへ行って、教頭、校長レベルの人から用紙にサインをもらってこい」

 

えー、面倒臭っつ!と思ったけれど、旦那アヌーは、「これがインド、これがインド」と言いながら、近くの店に行って白紙と糊を購入。

私の証明写真を白紙に貼り付け、「パスポートNO,****のこの人物とこの写真の人物は、同一人物でこれを証明します」との文章を書き込み、書類を用意してくれました。(こんなこともあるので、手続きの時はいつでも証明写真を持ち歩くといいですよ。)

 

それからオート(3輪タクシー)で学校に行き、授業中の子供達の視線を一斉に浴びながら、職員室を訪問。事情を説明して、教頭先生が帰ってくるのを待ち、先ほどアヌーが作った書類に、サインと印鑑をもらって来ました。

 

事務所に戻って、再度書類を揃えて無事提出すると、

「3時間後にまた来て」。

 

はーぁ。。。

3時間後に行きました、もう一回事務所に。

そこで、係の人から目の虹彩と指紋を取られて、手続き終了!

 

こうして約10日後にカードの準備が出来たことをサイトで確認して、後日事務所に行って、受け取りました!Aadhaar card。

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顔写真がひどすぎて・・・( ;∀;)

 

あっちなみに、カード作成代は100ルピーでした。

 

 

これからこのカードがあれば、色々生活では役に立ってくれるでしょう。

 

というわけで、ケララ州の私のケースではこんな手続きになりましたが、他の州では代行で書類を作ってくれる人、代わりに列に並んでくれる人がいると聞きますし、必要書類が違ってくるかもしれません。

ご参考までにー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次男、ニティンの婚約式。インドの結婚事情。

先週末は、次男、ニティンの婚約式のためにまたまたコーチに行ってきました。

家族と本人を交えてのお見合いから、たった3週間!

結婚情報サイトから女性を選び始めてからを考えると、足掛け1年半はかかったけれど、一旦お互いの合意に達すると速い速い。9月には結婚式が行われます。

 

がしかし、実際はそうは色々なんの問題もなく進んだわけでは無かったのでした・・・。

それは、婚約式の3日前、次男、ニティンがお義母さんに「やっぱり結婚したくない。その女性と話したい気持ちにもならない。」と電話で告げたのです。

当然、お義母さんはショックで怒り心頭。次男に向ってあれこれ責めると、次男は「僕が小さい頃からお父さんとお母さんは喧嘩ばかり。結婚生活にいいイメージなんかない。今はこの一人の生活で満足しているんだ。結婚にメリットなんか感じない。」と言い返してしまったのです。

 

これにはやはり、お義母さんは傷つき、お義父さんの血圧は上がってしまいました。。。。

それを聞いた、旦那アヌー。ここへ来ての急な心変わりに驚いたのはもちろん、両親を傷つけてしまったことにひどくショックをうけ、その深夜に、弟に電話し2時間に渡り説得。

翌朝メールからも、結婚について綴りました。

 

ー僕が分かっている範囲で、パートナーとの幸せというものは、どうやって庭の植物を世話するかと似ていると思う。例えば、庭に水をあげて、栄養を与える努力をすれば、僕の庭にはたくさんの花が咲き乱れ、たくさんのフルーツが実をつけるだろう。どんな花だって咲かせられる。花に水をあげるってことは、彼女と一緒にお買い物に行ったり、映画に行ったり、花束をプレゼントしたり、夕食に連れ出したり、抱きしめたり、そういうことだよ。僕は、毎週その時間を作って、その努力をしてる。だから、僕は庭に花をさかせて、果物を得ることが出来てる。それが僕の手に入れた幸せ。

もしも、水をあげなかったら、サボテンだけが生えて、お前のお尻に棘が刺さるよ。ー

 

などなど。

ようやく、次男も少しずつ冷静になり、もう大丈夫と言ってくれました。

 

ほっ・・・

 

・・・が、それでもホッとしないのが心配症のアヌー。この後、ニティンの親友の女性にこっそり連絡を取り、ニティンに本命の女性がいないかどうか、女性関係を尋ねて、また心変わりをさせないようにお願いをします。それから、同じくバンガロールに暮らすいとこにも連絡して、婚約式の前日に本人を連れ出して、式で使う指輪を買わせて、コーチ行きの深夜バスに乗せるまで付き添って欲しいとお願いする徹底ぶり。

もう逃げ出せない包囲網を敷きました。

 

婚約式の前日に、コーチ入りした私とアヌー。万が一ニティンが汚い格好をしていたら困ると、アヌーはその足で、新しいシャツとズボンを買っておいてあげて、翌朝に備えます。

さらに、三男に至っては、トリバンドラムからの深夜バスを乗り逃し、「兄ちゃん、バスに乗り損ねちゃった。」と夜中に連絡してきて、アヌーが深夜の列車をオンライン予約してあげる始末。

 

どうしてこうも、問題児ばかりなんだろう、全く!

日本もこうかも知れないけれど、インドの男兄弟って兄ちゃんが大変(=o=;)

 

当日の朝、無事に次男も三男も到着。お義母さんは、このギリギリのスケジュールの弟たちにキリキリしっぱなし。出発寸前まで怒鳴りっぱなし。

 

はい。すったもんだの中、婚約式はとーってもスムーズに滞りなく進んだのでした。

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              両家の父が家族紹介

 

 

自分の部屋で出番まで待機していたニティンの相手の彼女の緊張を解くのに何故か私が選ばれ、初めてあった彼女はとっても可愛くて、優しそうで穏やかそうな女の子♪

 

なんとなく、あっ彼女なら大丈夫、って思えました。

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                                               ニティンも改めて彼女に対面して、幸せそう。

 

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            前日ギリギリ購入して、指輪の交換も出来た。

 

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     あれ、私も親戚も言い始めてた。彼女とアヌー、似てない?

 

 

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                最後は家族でランチ

 

幸せになってねー。

 

 

 

 

週末、バルカラ(Varkala)旅行。ケララでの週末の過ごし方。

週末、Varkala Beachまで1泊旅行に行ってきました。私達がトリバンドラム市内を離れて、ちょっとのんびり過ごしたい時に、毎回行くところ。

 

トリバンドラムから、列車やバスで1時間ー1時間半のところにあるバルカラビーチ。

今は、モンスーン期(雨季)なので、オフシーズン。海は荒れていて、透明度も悪いので海辺では遊べないけれど、ホテルには安く泊まれるというメリットもあります。

外国人旅行者もインド人旅行者もまばら。でも、ずーっと雨が降っているわけではないので、天気が良ければ綺麗なサンセットを見ながら、夕食を食べることも出来ます。

 

さて、例のごとく急に決まったバルカラ行き。バタバタとしながらも、前からちょっと気になっていた宿を予約することに成功!

 

今回の宿:『InDa Hotel』

www.booking.com

旦那、アヌーは「全然分かんなかった」と言うけれど、間違いなくインド人ではなく、外国人が経営されているに違いない!という確信を持っていた私。

予想通り、ウクライナ人のカップルが経営されている小さいけど、サービスの行き届いたセンスのいい素敵な宿でした。

 

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雨のせいで道が悪く、入り組んだところにあったのでホテルにたどり着くまでちょっと大変だったけど、ウェルカムドリンクサービスがあると言うだけで、ご機嫌になった私。

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お部屋は、シンプルだけどセンスのいいナチュラル感があって、快適でした。

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その夜は、海沿いのチベット料理屋さんでモモ(水餃子みたいなもの)、トゥクパ(チベット風チャンポン)を食べて来ました。優しい味で癒されるー。

ケララの観光地には(インド全土の観光地でも)、ネパールや北インドの人が出稼ぎに来ているので、チベットやネパールなどの地域のレストランが幾つかあります。

基本、インド料理がメインのアヌーも、このベジタリアンモモが大好き。私も今度、家でモモ作りに挑戦してみよう!(・・・と毎回思っている)

 

翌朝、朝食込みのサービスだったので、ホテル併設カフェで出したもらったのは・・・・・!!(゚∀゚)

 

インドへ来て初めて食べることが出来たパンケーキ!!嬉しすぎる!( ;∀;)

そして、美味しすぎる!

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・トースト&卵料理&ビーンズ&ソーセージ

・オートミール&フルーツ&トースト

・シリアル&フルーツサラダ

・バナナパンケーキ&フルーツ

 

という他の選択肢もあって、悩みに悩んだ結果、マッシュールームパンケーキとサラダを注文。

 

インドに来て、いまだかつてこんなに悩ましい選択はあっただろうかというほど迷っちゃったー(笑)だって、全部食べたかった。。。

旦那アヌーもチベット料理のモモの他に、実はシリアルが大好き。子供の頃、食べすぎて、口内の上側の皮膚が傷つくくらい食べて、トラウマが出来たことがあるくらい。

 

迷わずシリアルを注文。

 

こんなに可愛く、盛り付けてありましたー。絶対現地のインド人のセンスでは無理!

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コーヒーも甘くない!ブラックコーヒーとホットミルクが別々に出された時は、感動に震えるほど。

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というわけで、大げさに思われるかもしれないのですが、日本で暮らしていた時に当たり前だったことが、そうでは無くなった今、パンケーキとシリアルとコーヒーで、こんなにも幸せを味わえるようになりましたー。(笑)・・・・なんというか(-.-;)

 

今回の朝食込みの宿泊のお値段は、税込みで1200ルピー(約2000円)。もちろん、2人で。安いですよねー。

 

ケララの雨季は、宿泊地も安くってアーユルヴェーダトリートメントも割安になっているので、結構オススメです。

 

あっ、パンケーキくらい家で作れるか・・・。今度作ってみよう。

 

 

 

 

次男、ニティンの結婚相手決定!!ーインドの結婚相手探しー

あしかけ約1年ようやく、お義母さんとお義父さんの説得に根負けしたのか、先日のいとこの結婚で『次は自分だ』と決意したのか、
とうとう、次男が結婚することを了承しました!
そして、結婚相手が決定しました!!
 
はやっ!!Σ(・∀・;)
 
そうなんです。これが一般的なインドの結婚の流れ。
1.結婚相手探しサイトから、お義母さんとお義父さんがあらかじめ複数の女性をピックアップ。
(カースト、職業、家族構成、出身地、そして外見をチェックします。)
 
2.その後、選んだ女性のプロフィールを次男に見せてその中から気に入った数人を選択してもらう。
 
3.その選ばれた女性達の親に、お義母さんとお義父さんがコンタクト。お見合いの日時を決定。
 
4.本人(次男)と一緒に家族で女性側の自宅へ訪問。家族同士がメインで会話。当人達は10分ぐらい会話出来るかどうか。
 
5.今回は3件伺う。その中から次男は2人が気に入ったとのこと。最終的には誕生日の相性、ホロスコープで1人を決定。
 
6.こちらから、選んだ相手にその意向をご連絡。先方の返事を待つ。
 
7.相手方も好意を持ってくれ、了承のお返事。
 
8.婚約成立!!
 
この間、なんと2週間。
 
こうして、次男の結婚相手が決定したのでした。
 
この相手選びから婚約までの期間や、パターンはいくつかあるけれども、ほぼほぼこんな感じで、インドの結婚というものは取りまとまっていきます。場合によっては、本人同士が合わないで親だけで決めてしまうパターンも。
 
再三、私やアヌーから「自分で好きな人を探した方がいい」と言ったアドバイスに、頷いていた次男、ニティン。
最終的には、「どんな女性も同じようなもんだろう」と言って、両親の望むタイプの女性との結婚に踏み切りました。本人も一応選んだ形にはなっているけれど、本意はどうだろう・・・・。
 
私は「全部の女性が、全部違う!」って言いたかったけれど、次男、二ティンの懐の深さと人柄の良さ、気配り上手なことを知っているので、「頑張って。2人が気が合いますように。」と祈ることにしました。
 
さて、テンション上がりまくりのお義母さん。
8月に一時帰国を予定している私のことを考えてと言って、「7月中に婚約式と結婚式をやってしまいたいんだけどぉ」と、とてつもなく
無茶そうな計画を2人の気持ちを全く無視して、旦那、アヌーに相談してきた。
 
アヌー:「お母さん!いくらなんでも、無理すぎるだろう。そんなに焦らなくてもいいから!」
私︰「お願いだから、まさか私のスケジュールを当人たちののスケジュールより優先させるのは止めて下さい!」
 
と一生懸命、気を落ち着かせる。
 
お義母さん:「あらそうー?早ければ早いほどいいと思ったんだけどね。じゃ、せめて婚約式だけでも今月中に♪」
 
さて、これからどうなることやら。。。。
 
何はともあれ、幸せになって欲しいなぁ。

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右端が次男、ニティン。
 

いとこの結婚式に参加。でもその前に・・・

先週の週末、旦那アヌーのいとこの結婚式に参加するために、コーチへ行ってきました。実は、それまでが大変だった・・・・(+_+)。というのも、アヌーが3日前の水曜日の夕方、早めに帰宅したと思ったら、「熱っぽい」とのこと。

 

それから、3日間38~39度の発熱が続き、寝込んでしまったからです。6月の雨季、モンスーンが始まるとバタバタと体調を崩すインド人(ケララ人)。私の周りの人も、次々と発熱、寝込む人がいた中、例外なく、アヌーもまんまとその一人になってしまいました。さらに、怖かったのはその中でデング熱も発症している人がチラホラいるという事実。。。。

 

『お願いだから、デング熱ではありませんように・・・』

 

ひどい風邪を引いた場合、インド人は基本あまり病院を信じていないけれど、それでもやっぱり普通は病院にいって薬を処方してもらいます。がしかし、アヌー家は極度に病院を嫌がるので、家庭療法などで、自力で治そうとします。

 

固形物の摂取を止めて、胃腸を休めながらとにかく休息を取る。

 

個人的にも、風邪の対処法としては間違ってないと思いながらも、デング熱の可能性が頭にあるから、心では引きずってでもアヌーを病院に連れていきたかった私(-.-;)。

 

高熱で体を動かしたくないというアヌーの希望、そして、デング熱の症状、頭痛、吐き気、蕁麻疹等も無かったので3日間様子を見ることに。

 

 

インドではその薬効の高さから万能ハーブと言って重宝されているトゥルシー。このエキスを飲ませたり、ドライジンジャーや他のスパイスを混ぜて煮出したティーを飲ませたり、フルーツジュース、重湯(ケララでは病気になった人に重湯を飲ませます)を飲ませたりすること3日間。少し熱は引き始めたものの、回復はせず。

 

3日間、毎時間電話してきて心配で心配でいたたまれないお義母さんは、トリバンドラムに来るとまで言い出したので、土曜日の夜、強行でアヌーを連れて、義弟と一緒にコーチに行くことにしました。日曜日はいとこの結婚式だということもあるし、家でお義母さんに看病してもらって、私の負担を減らすことも考慮してもらって。

 

そして、次の朝の日曜日、スケジュールも良く分からないまま、お義母さんがその日の為に用意してくれたサリーを受け取ってそのまま会場へ!バンガロールから来ていた次男も一緒に、結婚式へ参列です。

 

この度、めでたくお嫁に行くことが決まったいとこ、アリタ。あまりのゴージャスさと綺麗さに圧倒されて、そして、既に多くのカメラマンに囲まれていて、間近の写真を取り逃してしまったけれど、とってもとっても綺麗でした。

 

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私も現場にいる着付けさんにお願いしてサリーを着せてもらい、なんとか・・・。

 

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 次男と三男は元気です。

 

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結婚式は無事終わり、アヌーもその後、体重が落ちて骨と皮だけになったような気もするけど無事回復して、トリバンドラムに戻ってきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3ヶ月間、メイドを雇うことにしました。インドの生活は、楽かもしれない件。

先月、コーチンに暮らすお義父さんとお義母さんが3週間私たちの暮らすトリバンドラムへやってくることになり、その間お義母さんの家事のし過ぎを心配した旦那アヌーが短期でメイドを雇うことを決めました

 

完璧主義で潔癖で、口にするものにこだわるお義母さんは、特に台所から離れない習性があります。私達からするととっても有難いのですが・・・。゚(゚´ω`゚)゚。

 

アンマ(ケララでお母さんのことをアンマと呼びます)のサポートと話し相手として、来てもらうメイドさんは、「タンガマニーおばちゃん」という5、60代女性。朝6時30分から、お昼の11時半位まで料理やお掃除を手伝ってくれます。

 

これが、タンガマニーおばちゃん

 

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おかげで、私はアンマがいた3週間はもちろん、アンマがコーチンに帰った後もすっごくすっごく楽をさせてもらっているのです。(*^ω^*)

週6日5時間働いてもらって、7000ルピー(12000円位)。ケララの生活費では決して安くはないけれど、高くはないです。

朝食と私達のお弁当、そして夕食の為の野菜切りもしてもらって、お部屋やバスルームも毎日別の部屋を掃除してもらっているのです。(もちろん、私も台所でお手伝いして、辛すぎないよう、油っぽくなりすぎないようチェック)

これは有難いっ( ;∀;)

 

最初なんとなく日本人の私としてはメイドに頼ることに抵抗があった私。アヌーは、これはインドにきたメリットだし、何より実は節約できるお金もあると説得された。

 

私と旦那アヌーと義弟の昼食代が約200ルピーかかっているとして、(3人で400円以内というのも安いのだけど)、200ルピー*24日で4800ルピーが節約できる計算になる。これは悪くない!

 

さてこれが、ある日のお弁当!

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メニューは、緑豆のカレー、カレーリーフのチャマンディ(ココナッツと合わせてミキサーしたもの)、オクラのメルクラプティ(炒め物)、モリンガとココナッツのカレー。この日は、トマトとか人参が切れていて、緑一色の色合いになってしまいました。ヽ(´o`;

が、普通のインド家庭のお弁当は赤唐辛子が入るので、実際赤い野菜がなくてももっともっと赤い色のお弁当になります(笑)

ちなみに、赤米、玄米を常食にして食べているのも私達位。みんなのお弁当のご飯は柔らかくて白いケララ米です。

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インドのお弁当箱はスチール製。これは2段式になっているタイプ。これが結構便利。私は日本から持って来たプラスチック製も使用しているのですが、これよりも汚れも匂いもつきにくい!私もこっちにしようかなと思っているところです。

 

まぁ、海外駐在で東南アジアに住んでいる日本人家庭ならこのくらい当たり前のことなんだとは思います。でも、今話題になっている日本で暮らしている家族にのしかかる負担のニュース、老夫婦、若い夫婦、小さい子供のいる家庭などなど、そんな記事を見るたびに、あ〜私は楽をさせてもらっているなと痛感するのです。

 

インド生活が充実しているかどうか、遊ぶところがあるか、便利かどうかは別の話ですよ!

 

まだまだ、日本の家庭にお手伝いさん、家事代行サービスの文化はすぐに馴染まないかもしれないけれど、高いお買い物をするのをちょっと我慢して、海外旅行に行く頻度をちょっと少なくして、こういったサービスを利用して日々の家事負担によるストレスを減らしてあげるのも、家庭が上手くいく一つの方法なのかもしれないなぁと思ったりしたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱりインド人とのビジネスって難しいんじゃないかと思う時。

先月の事、時々通販でモノを購入する時は、Amazonを使うことが多いのですが、試しにメーカー兼卸しをやっているという会社のサイトから
商品をいくつか購入してみようと思いました。
問い合わせからオーダーまでは(返信のタイミングは遅めだがインドでは許せる範囲)比較的スムーズにメールのやり取りができ、指定先に支払いを済ませ、後は届くのを待つのみ。
 
しかし、2週間、3週間経っても商品が届かない。。。。
会社が同じケララ州ではなく、隣のタミル・ナドゥ州だから遅いのかと思っていたのですが、3週間待って、とうとう電話とメールで連絡をしてみました。
電話では、相手は言い訳の連続(-_-)。
「1つの商品が集まらなかったから、送れなかった」「スタッフが発送を忘れていた」・・・・・インド人の言い訳はしつこいのです(p_-)
 
一通りの言い訳の後、「週明けの月曜日に絶対に発送する」と約束してもらいました。
 
さて、発送しただろう月曜日を過ぎ、2日後の水曜日。念のため、発送は出来たか先方にメールしてみました。念のため。
 
返信はすぐにきました。
「本当にごめんなさい。やっぱり商品が集められなかったので、まだ送ってません。返金処理でお願いします」って。
 
「いい加減にしろっ!!約束した月曜日に送れなかったら、その日にメッセージを送るのが普通でしょう!?」
って思ったけど、”私の普通”は、ここでは通用しないのも分かっている。とりあえず、メールでは平謝りだから、返金処理が終わるまで怒りは収めておこう。
 
さて、返金処理の為、こちらの口座を連絡。2日後返信が来て、「今日その口座を登録して、明日送金します」連絡がありました。
 
そして、4日後の今日、返金処理が終わったかの確認を再度メールしてみました。
 
「本当にごめんなさい。まだ登録も送金もしていません。月曜日の朝、必ず送金します。」
 
・・・・・・もはやため息しか出ないわけです。
 
これまた来週の水曜日に、確認のメールをこちらが送らなきゃいけないパターンでしょう?!
 
日本でバイヤーをしていた私は、こんな取引先だったら仕事が何も進まないだろうし、何より自分の精神状態に異常をきたしてしまうだろうと
自分の担当取引先にインドがいなかったことに今更ながら、ホッとしました。
 
やっぱり、インド人とのビジネスは大変そうだ。
 
もちろん、勤めていた会社には丁寧で早めなレスポンスが出来るインドの取引先が何社かありました!
そして、日本在住のインド人で、とっても気の利く頼りがいのある取引先も!
 
大事なのはやっぱり、1回顔を合わせて相手の人柄を知るのはもちろん、”日本の普通”の基準にどれだけ対応できるかを見極めることでしょうね。
すくなくとも、ビジネス経験の少ない現地の職人、農家、工場なんて絶対危険すぎる。単価の安さで迂闊にビジネスを持ちかけない方が良いだろうなぁと思うわけです。
 
教訓:普段謝らないインド人が、sincerely apolozeと言ってもまだ信じるな!
 
{追記}
 
そして、3日前はデンタルフロスを使っていたら奥歯の詰め物が外れるという災難に。日本では一回も歯の詰め物がとれることは無かったのに、
インドに来て2回も詰め物がとれる私・・・(T_T)
 
以前に通っていた歯医者さんに翌朝行くことにして、この歯医者さんのサイトでその日が定休日では無いことも確認。
当日の朝一番にその歯医者に行くと、病院が閉まってる!!
歯医者さんの携帯に電話をしたところ、「あっ、今日は僕も奥さん(この人も歯医者)も
病院には行かないから。今電車に乗ってるから。」って。。。。(もちろん、お詫びとか無い)
 
ムカッ!としたけれど、出かける前に自分が電話で先生にアポイントを取らなかったことがいけないと思うようにしました。
(インドでできるだけイライラしないで生きる術です)
 
さて、付き添ってくれたアヌーと近くの歯医者で”良さそうな”病院がないか、知り合いに電話したり、ネットで調べたりした後、3キロ先にある病院に行くことに決定。
すぐにタクシーに乗って移動中に電話をすると・・・・あれっ?誰も出ない!9時オープンとあるけど、今は10時。「えっ、ここも今日は休み??」
 
すでにタクシーに乗ってしまった私達は、とりあえず行ってみようと病院に到着。と同時に1人の女性が、病院に入ったのが見えて、「あー他にも患者さんがいるから大丈夫だよー!」と、胸をなでおろしました。
が、院内に入ったら、なんとその女性はこの病院の女医さんでたった今出勤したところという・・・。(*_*)
 
「まだ、他の先生も看護婦も来てなくって~。えぇ大丈夫ですよ。診察しますよ。」
 
ガランとした院内で白衣を着ながら話す女医さんに、不安そうに口を開ける私。
 
無事、処置が終わった11時頃。上司と思われる男性の歯医者さん、看護婦さんが出勤してきた。。。
 
教訓:病院には必ず事前に電話すること!9時オープンを信じるな!