バナナと共に暮らす。ケララ人。
家の庭に、バナナの木が6本生えている。
朝は、リスがバナナの葉を飛び移りながら、鳴いている。これがまた可愛い。この写真を撮りたいのだけど、すばしっこくてカメラに収まってくれない。。。いつかきっと!
昨日、大家さんが庭のバナナを収穫に来た。(うちは借屋なので、庭のバナナは大家さんが管理してくれているのです。)
すると、彼と大家さんの大きな話し声。(現地語だから、さっぱり分からない)
彼:「ちょっと来て〜!バナナのおすそ分けもらったよ〜」
裏の勝手口に行ってみる。
私:「うああぁ。(驚)」(そんなバナナ!)・・・あっゴメンなさいっm(_ _)m
いやいや、この量。。。っていうか、もらい方。
彼:「しかも、バナナの茎ももらった!!(やった〜♫)」
ここ南インドでは、このバナナの茎を食べる。味はないんだけど、食物繊維の塊で、とにかく腸を”超”クリーンにしてくれる!という。
「消化」を重視する、ここインドのアーユルヴェーダ的の食事を好む人は、(少なくとも彼の家族は)バナナよりも喜ぶ。
うちの大家さんは、とってもワイルドでとっても心優しいおじさん。身振り手振りでたくさん私とコミュニケーションを取ってくれる。
ロープで吊るして、ナタでバナナを切ってくれる絵。「ワイルド〜」
南インドでは、バナナはなくてはならない植物。レストランでは、お皿の代わりにバナナの葉っぱが使われる。抗菌作用があって、食べ物の腐敗も遅らせる。昔は、ノート代わりだったとか。
バナナの種類もたくさん!赤い皮のバナナ、果肉がオレンジのバナナ、そして小さいバナナだけでも5種類はあるという。
さらに大家さん、実家のお土産用にも2房くれるという。
彼もこれだけの量にはさすがにちょっと恐縮して、少しだけお金を受け取ってもらいました。
「これから下の方から毎日2〜3本熟れて黄色になっていくから、お腹すいたら取って食べてね」
ワイルド〜♫