南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

ケララ州の言語、マラヤラム語〜インド生活、2年目の決意〜

今年の抱負の1つは、『マラヤラム語で簡単な会話が出来るようになる』
 
インドの家族、親戚に会うたびに、「マラヤラム語はどうー?」と聞かれるし。
私の知っている数少ないマラヤラム語、「コルチュ、コルチュ(少し、少し)」で、笑いを誘うのも限界が来た。( ;∀;)
毎日バスに乗っているが、バスの表示は読めないし。
 バスの中にチケット売りがいるから、行き先を確認しながら乗るもの、そろそろ終わりにしたい。
・・・・・と言いながら、もう、既に勉強すると心に決めてから、3回位挫折している(T . T)
2階に住む北インド出身のクリシュナからも、「やめとけ。やめとけ、僕だって5年以上ここに住んでるけど全然出来ないよ」と言われている。
 
こんな字です。

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アルファベット これは日本語で言う、母音&か段、さ段、、、

これらに全てイ段、ウ段、エ段、オ段が付いてくる(涙)

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インド人の誰もが認めること。
 
ケララ州の言語、マラヤラム語はインドの数ある言語の中でも一番難しい!
 
ただでさえ、私は英語だってまだ流暢に話せないし、私の夢に出てくる人も未だに日本人&日本語。
語学習得に適する年齢はとっくのとうにオーバーしている。
1年もマラヤラム語に毎日触れていれば、自然と覚えるかな~はかなり甘い考えだった。そんなこと出来る能力があるのは幼児ぐらい。
 
でも、やっぱり少しは話せるようになりたいのだ。
 
一方、旦那アヌーはマラヤラム語・ヒンディー語、英語は完璧に使いこなせるし、日本語と隣の州のタミル語も基本的な会話なら出来る。さらに、手話も出来るときた( ゚д゚)(最初聞いた時は冗談かと思ったら、本当だった)
だから、出会う人、出会う人といろんな言葉でコミュニケーションが取れている。
 
これは、アヌーに限った話ではなくインドでは小学生の時から、現地語・インドの公用語のヒンディー語・英語を習っている。インドにはおよそ37の言語があると言う。
だから、北インドでヒンディー語がメインの州以外のインド人はたいてい3ヶ国語は話せる。いいよね〜、すごいよね〜。
 
インド人の日本人に対する典型的なイメージの1つに、「英語が話せない先進国の国民」というのがある。
よく聞かれる、「なんで日本人は英語を勉強しないの?文化も経済もすごく進んでいるのに・・」。バカにされているわけではない。本当に、不思議そうに聞いてくる。
 
 ・・・いやいや、これでもみんな一応勉強してるんだけどねぇ。( T_T)\(^-^ )
 
 
もちろん、もっと早い段階で語学習得の大切さに気づいて高校生時代、大学時代に留学している日本人もたくさんいて活躍しているとは思うのだが、お隣の韓国や香港と比べたりするとやっぱり、比率は低いのかな。
『英語が話せない日本人』というステレオタイプのイメージが、インドにはある。
世界の英語話者の国別のランキングでは、アメリカに次いで、世界で2番目。人口が多いからとは言っても、それでも2番目ってすごい。2020年には世界で1番多くなると言う推計もあるらしい。
 
はー、今考えても、1年卒業を遅らせても1年海外で語学留学をしておけばよかったと悔やむことがよくあり・・・。
 
この劣等感ゆえに、今も若い女性が30歳手前で仕事を辞めて、ワーキングホリデーを選ぶ人が多いような気がする。
日本人の女性の婚期が遅れるのは、日本の英語教育に一因があるのではないかと考えるのは極端な様で、極端でもないような気がしてきた。
 
20代後半、英語や他の言語を習得して、日本に帰ってきた女性は自信をつける。⇛もっと良いキャリアを目指す。投資して得た自分の力を試してみたくなる。⇛結婚願望あっても、仕事にもやりがいが増す。⇛日本人男性は若い女性が好き
(このコメントいらないかな?)⇛婚期が遅れる。
 
・・・という仮説を検証するのは今はやめておこう。
今年の抱負のもう一つは英語上達。もうこれは毎年思っていて口に出したくない。(-_-;)
 
ただ言いたいのは、日本の若人よ、若いうちにもっともっと日本を飛び出していろんな世界を見て体験した方がいい!!頑張れ!
 
あれっ?気づいたら話がマラヤラム語からだいぶそれている!(o_o)
 
元に戻って、マラヤラム後の難しさです。
何と言っても、種類の多い音。発音ができない。これが一番のネックだと思われます。
 
例えば、ラという音は5種類位。英語で言うRとLの他に、めちゃくちゃ下を巻くバージョンと、ラに濁点がついたようなバージョンなど。
タもこれまた手強い、タ、タッ、ンタ、ンダ、ダッ、トゥア、と表現できないくらいバリエーションがある。
日本語で た・だ・ら しかない私たちには、聞き分けるのも、発音するのもめちゃくちゃ難しいのです。
 
しかも、音が多いから同時に文字のバリエーションも増えるのだ。
 
今回も無理かなぁ。でも頑張りたい。まずは幼児用のテキストから。
 
アヌーに3歳児の本だよ、って笑われても気にしない、気にしない。

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インドに来て初めて覚えておいた、ありがとうとごめんなさい。「ナンニー」「シェミカヌン」すぐにアヌーから言われた。
 
「あっ、でもインド人、謝らないしお礼もいわないよー」
 
そう、インド人は「ありがとう」「ごめんなさい」を言わない・・・