次男、ニティンの結婚式。(インド、ケララ州の結婚式)
9月8日、とうとう旦那アヌーの弟、ニティンの結婚式が無事滞りなく行われました。
アヌーの両親が、次男を追い込み始めてから約1年半。そういう意味では”とうとう”。
でも、6月に結婚相手サイトから見つけて、相手の女性に会ってから3ヶ月後の結婚式というと、”超スピードのあっという間”の期間でした。
その間、ニティンはバンガロール、彼女はコーチで暮らしていて、7月に行われた婚約式以外は、お互いに会ってないという。。。
私は、日本に帰国中で残念ながらこの式には参列出来ませんでしたが、式当日、お義母さん、旦那アヌー、ニティン本人と顔を見ながら話したり、実況中継もしてもらったので、まるで参加したような気分を味わえました良かった。家族みんな嬉しそうで(о´∀`о)
お義母さんも私がその場にいないことをすっごく気にしてくれて、一時は結婚式を7月中にやろうと試みたくらい。(私の都合だけで、そんな無茶なことはしないでってお願いして、やめてもらいました(笑))
アヌーの家族みんなで。
お義母さん、お義父さんも嬉しそう。
以前このブログでも書きましたが、途中、弟ニティンのマリッジブルー事件もあったものの、式当日の表情や、その後送ってもらった写真を見たら、本人も彼女もとっても幸せそうで、ホッ。
バナナをお互いに食べさせ合う。
北インドのお祭りのような結婚式とは違い、ケララでは比較的儀式を重んじるような感じで、祭司さんの指示で夫婦やその家族がその動作を行って、式は進んでいきます。
私の時は招待客700人の予定が、「どうやらあそこの家のアヌーが外国の日本の嫁をもらったらしいぞ」という噂が広がり、1400人の参列者が来てしまうという事態になって家族がドタバタしてしまったのですが、今回は無事予定通りの500人くらいの人にお集まりいただき、たくさんの祝福をもらったそうです。
インドではまだ”ダウリー”という結婚の際、女性側家族がその一切の費用をもつという慣習が残っているところもあるそうですが、最近はこの慣習は廃れつつあります。
昔からインドで言われている言葉で、「家族に女の子が3人いると家族の家計が破綻する」ということはあまりにも負担の重い慣習で、インドの夫婦が生まれてくる赤ちゃんは男の子を望むのはそういった理由があります。
この理由もあって、インドでは妊娠中に性別を聞くのは禁止されています。病院の先生も妊婦やその家族に伝えてはいけないことになっています。
というわけで、私たちの家族では午前中の結婚式は女性側、夕方からのレセプション、披露宴は男性側がもつというような折半で行われました。
式の前日に、式に着るサリーを手渡すという儀式があります。
今年の6月に結婚したばかりのいとこから受け取る新婦。
式の後、旦那アヌーからは、「ニティンに女性の好きなロマンチックなシュチュエーション作りを教えてやってくれ。キャンドルライトのディナーに連れてくとか、星空を見に行くとか・・・」と頼まれ。。。
(この2人は、結婚式が終わってから恋愛が始まるしね。)
お義母さんからは、「先に嫁として嫁いで来た先輩として、彼女にいい家庭の築き方を教えてやってくれ」と頼まれ。。。。
(というかむしろ、この新婦、ラジから教わる方が多いような気もするけど。。。)
日本風の文化になっちゃうけどいいのかなぁとちょっと思いつつ、姉として義弟、義妹を温かく見守っていこうと思います!