南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

お義父さんが倒れた!そして・・・・パート2 

前回の続きです。(この内容は8月上旬のお話。その後、ケララでは過去100年で最悪の洪水に見舞われました。)
 
お義父さんが倒れて、トリバンドラムから慌てて車で5時間かけてコーチへ向かった、アヌー、ユリアとお義母さんと私。コーチに着いたら、停電、水無し、冷蔵庫の故障、色んなトラブルがありました。
 
お義父さんはどうだったかというと・・・・
 
月曜日、1日かけて精密検査を受けて夜に帰って来たアヌーとお義父さん。お医者さんによると前立腺肥大による血管の圧迫が原因ではないかとのこと。
薬を飲みながら、様子を見ることに。
元々高血圧の持病があるので健康体ではないけれど命に関わるような病気でないことが分かって、一応家族も一安心。
 
翌日火曜日、朝から何やらドタバタしている。
なんと、今度はお義母さんが心労と疲労でベッドから起き上がれないと言う。トリバンドラムからコーチへの車での移動に続いてこの連日のライフラインのトラブル。
お義母さんは相当参ってしまったみたい。口にする言葉も弱気なことばかりです・・・
トリバンドラムでの生活では、ユリアの面倒を見るのも楽しみながらも、元々の超心配性の性格もあって相当神経を使っていた。。
 
良くも悪くもインドでは赤ちゃんが生まれるとおばあちゃんがメインで世話をするのが慣習だそうです。昔の日本みたいに大家族で子供の面倒をみるという面はとてもいいことだと思うけれど、インドのおばあちゃんはとにかく過保護。自分の娘、息子、孫にも。日本はおろか欧米に比べたら、信じられないほど手取り足取り世話をする。
知り合いには小3になっても自分で服を着れない子どもや、20代になっても一人で外出できない女性とかいる。
 
複数の人から聞いた話では、インドでは「自己犠牲こそ愛」という文化、考え方があるようです。そもそも恋愛結婚という文化ではないので、愛という考え方がちょっと欧米と違うのは知っていたけれど。
働きすぎるお義母さんに向かってアヌーが注意をしたら、「自己犠牲が私の愛じゃない!」が返ってきて。
正直、ちょっと重すぎると思ってしまった。。。。
 
インドの子育てはいい面もたくさんあるけれど、要はバランスですよね。。。
 
話は戻って、「一日中台所に立って自分の体を壊したらどうする?!」とアヌーが口うるさく言っていたことがその通りになってしまいました。。。。
その日の朝ごはんは私とお義父さんで朝食づくり。アヌーはお義母さんのマッサージ。
お義父さんの世話をしに来たのに、お義父さんが世話係になってしまって。。(涙)
それでも、穏やかに笑いながら料理するお義父さん。

「だから来なくていいって言っただろう。僕はこうなることを予想してたんだ。」
返す言葉もありません。

水曜日、アヌーは仕事があるので私達はトリバンドラムへ帰って来た。

週末には次男ニティンがバンガロールから来てくれて、病院に連れて行ってくれた。
幸い検査結果は、今のところ異常なし。
十分な休息が必要とのこと。
 
早く良くなって下さい、お義母さん。
 
 
ユリア、私とパパとおじちゃん(三男ラウル)の4人で生活頑張ります。

実は、昨年私の妹が8月に双子の男の子を出産し、12月に私が女の子を出産、さらには弟が婚約、今年4月に結婚と言うめでたいこと続きだったのだが、その分生活が一気に変化して大忙しの日々で今年に入ってから私の母も不調になってしまった。
突発性難聴、めまい、耳鳴り。
私以上にスタミナのある元気な母だったので、私が日本を離れる時も心配していたが、今は元気になっている様子でホッとしている。

お義母さんも、少し責任の負担が減れば楽になるんじゃないかなと思っている。


あまり暗い話のなんなので、話題を変えます。
今回、コーチサウス駅に行ったら、構内に繋がるおしゃれなカフェが出来上がっていました!

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これで、ほとんどいつも遅れる列車を待つのも苦じゃなくなる!今回の列車ははやっぱり1時間の遅れ。
それでも、ドーサを食べたり、コーヒーを飲んだり、ユリアにミルクをあげたり出来る快適空間の
おかげで楽しく過ごせました。(残念なのはこのカフェにはトイレがない。。。)

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実は、このカフェを使わなくても元々構内には、有料の待合所というものがあります。

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その中ではクーラーが聞いていて、綺麗なトイレがあって、子供の遊ぶスペースがあって、なんと簡易の授乳スペースまで!携帯のチャージも出来ます。
値段は25ルピー。

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ケララへ旅行の方で列車を使う時にはオススメのスポットです。構内の公共トイレも列車のトイレも使いたくない人多いですよね。