南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

インドの病院事情 ユリアの発熱の経験から パート1

今回は、またまた固いくて暗い内容になってしまいますが、私の備忘録として、そして小さいお子さんがいるインド在住のご家族の情報になればと思い共有したいと思います。
というのも、今回8ヶ月の娘ユリア(現在9ヶ月)が初めて発熱して、大変な思いをしたからです。
 
インドで小さいお子さんが病気になった時、病院に連れて行く時、薬を与える時、そんな時の参考になれば。
(インドといってもケララ州の場合です)
長いので読む人も疲れるかもしれないので、3回くらいに分けますね。
 
 
 
簡単に経緯を
・夫アヌーの実家で10日間過ごす。3日後、8ヶ月の娘ユリアの顔にとびひが発生。
(病院で確かめたわけではないが、典型的なとびひの症状に見えました)
 

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鼻の切り傷からの炎症。写真を撮らせてくれないので、こんな狂気な写真になってしまいました。。。
 
・アーユルヴェーダクリニックで軟膏と飲み薬を処方してもらう。
(軟膏だけ使用。飲み薬は薬用ハチミツと混ぜて飲むと言われて私はボツリヌス菌が怖くて1回で止めてしまいました)
・とびひが治ってくる。
・とびひ発生から約1週間後、トリバンドラムの家へ帰る列車の中で、ユリアが急に発熱。ぐったりし始める。

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・3〜4日間平日は平熱で比較的元気なものの夕方から高熱が出る、をくり返す。
 アヌーと二人で深夜交代で看病する。
(熱は体に入ったばい菌と戦う為の反応。解熱剤は病気を治すわけではないと言うことで、
濡れたタオルで体を冷やしたりしてました。)
・5日目、微熱程度になり快方に向かってきた様子、6日目、平熱に戻り元気に遊んでいた。
・しかし6日目の夜から再発熱。今回は7日目の朝になっても熱が戻らないので病院に行くことにする。
 
とうとう、病院嫌いのアヌーがユリアを病院に連れて行くことにしました。
ただの発熱だったら3〜4日で治ると思っていたものの、再度発熱して赤ちゃんの体力も消耗している様子。
 
ここで1番のミス。今回初めてのユリアの発熱だった為に、信頼できるホームドクターがいなかった!
私の日本人の友人から聞いた先生に行こうと思ったのだけれど、ここでお義母さんが友達に聞いた小児科の先生
を予約したと言うので、そちらの先生のいるクリニックへ伺う。
 
まず、先生に症状を説明し熱を測るとまだ高熱だったので、即解熱剤の座薬(パラシトモン)を入れられる。
すぐに処方されたのは抗生剤のTaxim(タクシム)と解熱剤のFepanil(ヘパニル)。
これは、だいたいどこのインドの小児科の病院でも基本この2つが処方されると聞きました。
インドに暮らす日本人の友人の1人はこの2つを家に常備して、熱が続くときはこの2つを家であげて、病院に行かずに対処するそう。
 
その後、血液検査をして、自宅で結果を待つことにしました・・・・続く
 
ポイント1:インドは日本みたいに定期検診が無いので、ホームドクターを探す機会が少ないので、早めに信頼できる先生を見つけておくといいと思います。
大きい病院だから、金額が高いからではダメかも。
 
ポイント2:インドは抗生物質に対する抵抗が全くありません。
子供に対しても、母に対しても授乳中とか気にしません。