南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

ケララ州、トリバンドラムの新しいスイーツ屋さん。”Cream N Kulfi”

こんにちは。ここケララ州の州都、トリバンドラムの都市化が進んでます。

メインは南インド、最大級のIT集積地テクノパークを中心にその前を通るバイパスの道路拡張工事は大規模で、その道路沿いに次々と新しいお店がオープンしています。

と言っても日本ほど早くないし、お店の完成度も味のクオリティもあまり期待できませんが・・・。

 

トリバンドラム市内中心でも、私が日本に帰国している2ヶ月くらいの間に新しいレストランやスイーツのお店、チャイショップが出来ていました。

 

先週末、土日、連日行ってしまった新しくオープンしたアイス屋さんをご紹介します!

 

インド特有のアイスでクルフィ(Kulfi)の専門スイーツ屋さんです。

 

”Cream n Kulfi”

 

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夜が電飾がキラキラで可愛い

 

まず、アイスとクルフィって何が違うの?っていうことですが、簡単に言うと、アイスは製造工程で撹拌してかき混ぜながら空気を入れて作りますが、クルフィはミルクを煮詰めて、撹拌しないで固めて作ります。後はクルフィは卵も入りません。

 

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棒状のこんな形が基本

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伝統的なクルフィは陶器に入って

そのため、クルフィの方が少しリッチな感触になります。それでも、卵が入っていないこともあってか、濃くても軽い味わいとも言えるような・・・。

伝統的な味の種類は、ローズやサフラン、カルダモン、ピスタチオなどです。

 

インドのスイーツは、特に南インドはパイサム(インド版お汁粉)やハルワ(インド版羊羹)だけでつまらなーい、飽きた〜。と言う方には(・・・これ私のことです(¬_¬))

このクルフィはオススメです。

 

 

 

さてこの新しく出来たクルフィ屋さん、たくさんの味の種類があって、店内も可愛かったです。店員はみんなヒゲのおじさんと言うのがこれまたインド感たっぷり(笑)

 

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店内の様子

 

若い子、特に女の子にアルバイトをさせると言うことが基本的にない南インドでは、可愛いお店でも大抵ヒゲのおじさん、お兄さんが店員です。

 

棒にアイスがついた棒アイスバージョンと、大きなクルフィをスライスして切って出すバージョンと、伝統的な小さな陶器に入っているバージョンと3タイプあります。

価格は60ルピー〜100ルピー(90円〜160円)です。

 

私達はKeser Pista(サフラン&ピスタ)やMalai(コンデンスミルク、ミルクを煮詰めた表面の部分)を注文。

 

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スライスタイプはみんなでシェアしやすい

1.7ヶ月のユリアにはアイスはまだ早いと言うことで、アイスを見せないようにして、日本から持ってきたおせんべいをあげながら、クルフィを味わいました。

 

とそこへ、なんとユリアの通っている幼稚園の園長先生が登場!

 

すごい偶然でびっくり(O_O)!と同時に、ユリアにアイス食べさせてるんじゃないかと

思われてるかもと焦る私。

 

ケララの子供は1歳以下でもアイスは食べるしお菓子、チョコ、甘いコーヒーも与える家庭が多い中、この園長先生はそれが嫌いと言っていたから、いい先生だなと思ってたけど、『やばー、誤解されてるかも〜。』

 

でも、『必死にアイスあげてないですよ』って言い訳するのも変だし。。。結局、簡単な挨拶で済ませてしまった。

 

まぁいっか。

 

話は逸れて、私じゃなく、アヌーにはなぜか誰かと偶然ばったり会うと言う力がある。

トリバンドラムが小さい町だからと言うだけでなく、インド国内だけでなく、海外や旅先で知り合いに会う。

 

アヌーもそれは否定しないけど、

 

「それが僕のキャリアにもお給料にも、何もいい影響はもたらさないけどね」

と鼻で笑ってる。

 

ただ、日々の中では楽しいハプニングが多いことは悪いことじゃないよね。

 

その日曜の夜、クルフィはあげてないけれど発熱してしまったユリア、幼稚園を2日間休ませることに。(/ _ ; )

 

完全に私達がアイスをあげたから風邪引いたと思われたな。