国際結婚 手続きパート1(婚姻証明書を受け取る)
私達は、インド人(夫)と日本人の国際結婚夫婦です。
結婚式に至るまで、かなりの手間と時間がかかりました。手続きだけでなく色々です。。(夫の家族に私たちの結婚を理解してもらうのに2年以上かかったかなぁ)
先週、ついに!とうとう婚姻証明書が出来上がりました!長かった道のり。。。( ;´Д`)
インド人との国際結婚の手続き、いろんな情報があって、初めての経験(当たり前だけど)の私も彼も苦労しました。
日本もインドも公的機関のウェブサイトにはあまり詳しく書いてないですしね。
そして、「”日本で申請登録する方法”と”インドで申請登録する方法”が違う」というのも骨折り損をしてしまった理由です。(当初は日本の方が物事がスムーズにいくと思ってこちらを選んだけど。。)
そんな時に助けられたのが、ブログでした。インド人との国際結婚経験者の方のブログが、手続きが大変だったという経験談だけでも、かなり私を支えてくれました。
筆まめでない私が、ブログをやってみようと思ったきっかけでもあります。
というわけで、私の体験談がどなたかの役に立つのか分からないけれど、この記事を書かないと。。(自分で振り返るにも役に立ちそうだし。)
まず、私の場合は、最終的にはインドで申請手続きを行いました。
最終的に、私が彼のいるインドで暮らすことになるし、彼が手続きの為に日本を何度も往復しなくて良いということが理由です。
そして、もう一つ大切なこと、この手続きの方法はインドの各州によって違うらしいということです。(極端なことを言うと、担当者の人によってもいうことが違う)
そのため、私のケースはケララ州、コーチンで行った手続きということになります。
●日本を出国する前に私が準備した書類
1)戸籍謄本とその英訳(公証役場及び外務省のアポスティーユ認証付き)
2)婚姻要件具備証明書とその英訳(公証役場及び外務書のアポスティーユ認証付き)
3)運転免許証とそのコピー
4)証明写真を数枚
5)パスポートのコピー
。。。。これは、いろいろなブログや、ウェブサイトから調べてこれで良いだろうと判断したからです。なんと、結果的に私が使ったのは、3)運転免許証と4)写真、5)パスポートだけ!!(T ^ T)
だって、1)2)が大変だったのに、どーしてくれるの!って感じです。
●手続き
”ヒンドゥー教寺院で行う場合”と”特別婚姻法”と2ケースあるようですが、
私のケースは、後者の”特別婚姻法”です。
これをいわゆる”裁判所での婚姻法(court marriage)"という人やサイトもありましたが、私は裁判所には行ってません。
簡単に流れを説明します。
①オンラインで、ケララ州の特別結婚の登録を行う。
↓
Registration Department - Govt. of Kerala
②Goverment sub registrar office(登記官のいる政府の公的な役場)に書類を提出。
・専用のフォーマットに記入したものを3セット。
・夫の身分証明書
・私の身分証明書(パスポート、運転免許証のコピー)
一旦、受理されると身分証明書等は戻されました。
うーん?それかもともと専用のフォーマットだけでよかったのか。。。?
公的機関というのにこんな怪しげな建物です。
ここで、3週間後に再度来るように指示される。
③結婚式場で式を挙げる。
・・・3週間後
④州の役場に行って書類を提出する。
こんなところです。
・その際、式場からもらった、”結婚式を挙げた証明書”と”結婚式での2人の写真”を、先の身分証明書に加える。
・指示されたカウンターに行き、印紙を購入。
・さらに2人の証人のサインと住所を記入した書類も必要。
(これは、当日分かって慌てて夫が友人1人を呼び出し、もう一人は通りがかりの人にちょっとお金を支払って、証人になってもらったっ(汗))
・・・・4時間待つ。(その場で待たず、ランチに行きましょう。お買い物に行きましょう。安心してください、すぐには呼ばれません)
もう、列に並ぶとかそういうのないから!
そして4時間後
係員から呼ばれる。再度スペルの確認を求められる。
係員:「はい、登録は終わりました〜」
私:「やったー」
係員:「2日後の月曜日に、sub registar officeに行ってくださいね」
私:「マジか!」
⑤ ②のSub register officeに再度書類を持っていく。
・この時は3人の証人が必要。(これは事前に知っていたので友人2人と夫の父が同席)
・登記官の前で、書類に私達夫婦がサイン、その後3人の証人がそれぞれサイン。
・その後、登記官の読む言葉を私達が繰り返し、結婚の宣誓を行う。
登記官:「はい、これで全て終了です。」
私:「(今度こそ)やったー!」
登記官:「では金曜日に受け取りに来てください」
私:「(-_-)。。。。」(おいおい、まだくれないのかっ)
⑥後日、再度Sub register officeに行って、正式な書類を受け取ることができました。
分かりにくくてすみません。
ポイントは、日本人ではなく、現地の人間(夫、夫の家族、知り合い)が問い合わせることだと思います。担当者と上手く話を合わせられてこそ、事がスムーズに進んで行くような気がしました。それが、インド式。
次は、外国人登録、Xビザ申請です。