南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

次男の離婚手続き難航中・・・コロナ禍って言っても

以前のブログで義理の弟、3年前に結婚した次男ニティンが離婚をする方向で進めていると言う内容を書きました。

 

基本的には、(インドの多くの結婚がそうであるように)アレンジマリッジ(見合い結婚)で親が選んだ女性と結婚して欲しかった典型的なインド(ヒンズー教)家庭のアヌー家。

 

長男アヌーは日本人の年上女と結婚しちゃうし、長男アヌーの結婚を許したかと思うと、そのタイミングで、三男ラウルからはクリスチャンの彼女がいると告白されちゃうし。(もちろん、お義母さんはその彼女を婚約者と認めています。)

 

こうなったら、次男だけは私達が決めたい!っと思ったのだろうと想像します。

かなりかなり意気込んで、私とアヌーの結婚式の後、すぐに嫁探しを始め、足掛け2年、結婚サイト上では何千人の女性を見たのでしょう。寝ても覚めても相手探しでした。

まぁ、2年もかかったのは何も両親が選りすぐりの女性を選ぼうとした、と言うよりも、ニティン本人が結婚に乗り気じゃなかった部分も大きいのですが、とうとう彼も説得させられて3年前に結婚に至りました。

 

両親が最終的に選んだのは、お義母さんの地元の出身で、家族的で、スレていない、派手じゃない、控えめで綺麗な女の子。

(と誰もが思っていた・・・・)

 

婚約、結婚に至った時は、ニティンも可愛らしい奥さんが来てくれたし幸せそうに見えたこの夫婦も、1年足らずで嫁のサイコパス的な性格が出てきて、次男も義理両親の両親も取り扱い不可能になりました。。。。

この彼女、凶暴面がある2面性があって、精神科の先生からは躁鬱症と診断されました。その後、嫁は実家へ戻って今に至ります。

 

さて、インドの離婚

すっごく大変です。離婚に関して言えば、インドという国は圧倒的に女性サポート側。女性からの申し出ならばあっという間に片付くらしいのですが、男性からの希望で、女性側が納得できていなければ、ドロドロです。正式離婚まで5〜6年かかると言われています。

 

[ニティンのケース]

今年の1月、弁護士を呼んで、アヌーの両親が離婚調停裁判の申請書を書きました。

 

なんと、その手紙が裁判所に到着したのが6月!(遅いっ(T ^ T))

 

そして、初めての夫婦揃っての裁判所訪問、両者の聞き取りと言われたのは、8月1日

7月最後の週は、家族会議で弁護士とどうやって話を進めるか色々打ち合わせていたのに、直前になって、

 

「コロナの件で、色々立て込んでしまったから、初回の裁判所出廷は12月に延期してください」

と連絡が有りました。

 

(O_O)OMG!

・・どこまでも、どこまでもインドらしいと言うか。。。。コロナって言えばなんでも許されると思っているのかな。

 

ニティンの離婚は5〜6年では済みそうに有りません。(/ _ ; )

 

自分は置いておいて他人や家族を優先するタイプのニティン。性格もいいから本当に可愛そう。

残念なのは、性格の良さがそうさせたのか、自分の幸せについて言い表せない、イメージができていなかったことが最終的にこの事態になったのじゃないかと私やアヌーが分析しています。

(両親の昔ながらの女性像で選んだのが悪かったのではとは言いにくい。。。)

 

さて、いつもよく書いていますが、旦那アヌーは心配性で、真面目で、疑いやすい部分も有りますが、かなりピーターパンなところがあって、幸せのイメージがたくさんあって、妄想がすごい(笑)

 

今は、私達が2月にケララで出会ったある日本人の女性がいて、私のことをブログやウェブサイトで知っていらっしゃった縁もあり仲良くなった方が、ニティンの再婚相手になったらいいなぁという妄想に突き進んでいます。

 

最近、私がこの彼女と連絡をしたら

「(コロナのせいで日本に帰国できず)ケララ長期滞在のおかげでインド人の嫌な面も知ってきたけれど、でもやっぱりケララが大好きなので、将来またインドに戻って来たらオーガニックファームなんかやりたいんです」言っていました。

 

それを聞いたアヌーはさらに嬉しそうに、ニティンとその彼女との再婚新生活の妄想を始めます。

 

”コーチで家を建てて、2人がオーガニックファームをする為に、土地を探して、ここは協力して・・・・。お義母さんとお義父さんも手作りの野菜が食べれて・・・”

(アヌーの頭の中)

はっきり言ってもううざったい(笑)

 

って言うか、離婚調停の、”ち”の字もスタートしてないじゃん!

 

 妄想は人の自由なんだけれど、他人事なのにインドの裁判所や弁護士の仕事の遅さ、言い訳とも思える怠惰さに呆れ、イラつき、アヌーの妄想に一緒に笑える余裕のない私。

 

あぁ、きっとこのすぐにイライラしちゃうのは、コロナのせいね。(←自分もコロナ利用してる)

 

 

 

そんな中、普段あまりYouTubeを見ない私が、癒される歌手、動画に出会ってしまいました!

 

このコロナ禍、自宅だけで6ヶ月を過ごしていますが、時折、天使かと思える出会いが有ります。私のストレス生活を見透かしたかのように時々、私の携帯に舞い降りてくる。

 

先月は、悲しい話ではあるけれど、三浦春馬くん

今まで彼をあまり知らなかったのに、亡くなってから彼の作品や写真、仕事への考え方、姿勢を知ってにわかファンになって。

外出できないストレスフルな生活に、優しい気持ちをもたらしてくれて。今でもなぜか彼を見ると感謝の気持ちが湧いてくる。なぜってうまく表現できないのですが。。

 

「あ〜彼は天使だったんじゃないか」って。

 

そして、今月は藤井風くん。

 

もう巷では結構有名なのかな?CDデビューしちゃっているし、私が遅いかな?

22歳でこんなにセンスがある歌手は存在していいの?と思えるくらい。

 

娘が昼寝している時、仕事のBGMにとかけてみたら、上手すぎて、すごすぎて、かっこ良すぎて、動画から目が離せなくって仕事が進まない事態に陥りました!(u_u)

 

だからYouTube見ないようにしていたのに、でもこれは幸せな出会い!

オリジナルの曲を出す前に、中学生の頃からピアノの弾き語りで色々な曲のカバーをしているんだけれど、これもすごい。

私もおばさんだけど、さらに年上のおじさん、おばさんまで虜にしてるこのYouTube動画でのピアノ演奏。そして歌。

 

全部見たわけじゃないけれど、これ以上は家事、育児の支障が出るから、1日3曲までって自分で決めているのに4、5曲聞いてしまう。やばい。久しぶりに感動して心が震える経験をしました。

 

「きっと、彼も天使だな」

 

特にこの「帰ろう」は歌詞が名言(と思う)

 

 

youtu.be

 

こんな、膝立てて、ピアノ引いてかっこよく歌える人いる??

 

youtu.be

 

 ということで、今回は、『旦那アヌーの選ぶインド音楽10選』はお休みして、私の選ぶ最近のヒットシンガーでした。