南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

ユリア10ヶ月になりました。トリバンドラムのおしゃれカフェ。

ユリア入院騒動から1ヶ月が過ぎ、とうとう10ヶ月になりました。
何と言っても時間がない。。。ブログを書けない。。。
 
でも短くても続けることが大事と思って、誤字脱字承知で書き進めることにしました。
荒い文章になってたらすみません。(>_<)
 
しばらく前のこと、
「ブゥ〜」
 
っとアヌーを横切る瞬間に、おならが出ちゃった。
「あはっ」っと笑う私。
 
っと、アヌーの浮かない顔。。。。確かに、はしたないです。臭かっただろうから、合わせてさらにごめんなさい。でも笑うとこでしょう〜?
 
アヌー:「めぐみはインドに来てから、腸も悪くなってしまった。インドに来て腸にガスがたまる状態になるなんて・・・。インドに来ていいことないじゃないか。」
 
いやいやアヌーさん、おならは日本でもしてました。そんな悲しい顔をしないで下さい。
これは病気ではなく、気の緩みです!すいません。
そんなに深刻に取られるとお尻の穴がどうにかなりそうです。
 
インドではお腹にガスがたまる事をかなり嫌う傾向にあるようです。
食材や、食材の食べ合わせにこれとこれはガスが溜まるとよく言います。
 
ただ、ゲップはどこでもかしこでもすごい音でやるのはいかがなものでしょう?
食後に女性も男性もすごいゲップをするのがいまだになれない私・・・。
体内を通過する前だから、まだ健康にいいのかどうか知らないけれど、このマナーは
まだまだインドには浸透してません。
 
 
 
さて、最近私がいよいよホルモンバランスの乱れを言い訳にインド料理飽きたを連発してしまっています。
(多分本当にイライラしやすくなってるかも・・・)
 
そこで私のストレス解消に週末に連れて行ってもらったスイスカフェ。
『Kaffehaus』
スイスカフェといっても店内の壁紙がスイス風なだけで、ラクレットとかチーズ料理は全くなく、ただのヨーロピアンなカフェなのですが。。。でも雰囲気はとっても良い。
 

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そんなことは私にはどうでもよくて、サンドイッチやパスタ、コーヒーが飲みたかった。だからとっても嬉しかったという話です。はぁ〜♫

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アヌーが恐る恐る食べたサラダパスタ。日本に7年もいながら、こういった食事に慣れていない。
 
 

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この空間が嬉しくて、ケーキまでは贅沢すぎて頼めなかった私。なんという控えめな私になってしまったのでしょう(笑)
 
ようやくここケララ州のトリバンドラムでも、おしゃれなカフェが出来つつあります。
実は、この後さらにもう一軒のカフェに行くことに・・・続く
 
 
 
 
 

インドの病院事情 ユリアの発熱 パート3

ユリアの発熱投稿はこれで最後です。
もちろんですが、今は元気ピンピンで、食欲旺盛。
義弟のラウルからは、「スモウガール」と呼ばれるほどたくさん食べてる毎日です。
なかなか、ブログの時間を割けない日々で・・・
 
前回、アヌーが入院先の病院以外で、ユリアの尿を別の検査機関でチェックしてもらいました。
インドには病院内ではなく、個別に血液や尿検査をしてくれるところがあって、トリバンドラムには24時間体制のところも1箇所あります。
検査結果は取りに行かなくてもメールで送付してくれます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
尿検査の検査が早朝メールで届き、アヌーが調べ始めました。
 
「多分、腎機能に影響が出てる・・・・」
 
「ガーン」
アヌーが毎日深刻な顔をしている一方で、ユリアは見た目とても元気なので、心配しつつもどこか心の中では楽観的だった私も今度ばかりは、真っ青に。
 
5日目の朝の早朝6時
親しくしているアーユルヴェーダの先生に電話をかける。早朝でおそらく寝ていたにも関わらず、尿検査のデータを見て相談にのってくれた。
6時半
私の知り合いで家族が医者という人にも電話する。これまた早朝というのにデータを見てくれた。
 
結論、「アミカシンは今すぐやめた方がいい」
 
8時
病院のナースにアヌーが「仕事で緊急事態が発生したから、どうしても今日移動しなければならない。ユリアと私はアヌーの実家で後半の治療をしてもらうから退院させて欲しい」と願い出て。。。。。
 
ようやく先生から退院の許可をもらうことに成功!!
病院脱出!!
 
日曜の昼12時
ようやく家に戻る。
 
 
でも、これで問題が解決したわけでは無い。
ユリアの腎臓が心配です。
アヌーの勤め先の教授さんにトリバンドラムで一番大きくて有名なKIMSという病院の小児科の先生を紹介してもらった。この病院、小児科だけでも10人くらい先生がいる。最初にかかった先生の友達もこの病院にいるというから、実際に会うまで心配だった・・・
 
 
月曜日、KIMS病院でことの経緯を説明すると、「アミカシン」という薬の名前で顔をしかめるこの先生。
日本の先生を同じ反応だ!それから、とびひから発熱までの状況を詳しく聞いてくれる。
他の体の発疹は?目の色は?喉、咳は?耳をいじったり、尿やうんちは?
前の先生とは問診の仕方が明らかに違う!
アメリカでドクターをやっていたというこの女医さんは、インドのやり方だけでなく、他の視点でも見てくれて、信頼が出来そう。
よかった。いい先生に会えて。
 
その後、その病院内で再度、血液検査と尿検査を行う。
血液検査の結果
 
血液検査で白血球数が平常に戻って、CRPも問題が無い。やはり少し数値が異常があった項目があったものの、許容範囲とのこと。
 
「大丈夫、もう抗生物質は必要なし!」
 
ただ、尿検査で血尿が出ているとのこと。RBCが20。これは尿内に赤血球はいくつあるかという数値。5以下が正常値だそうです。
腎臓、尿管、膀胱などが傷ついている可能性を示すもの。
もう一つ尿たんぱくは正常値だったので、腎機能の低下では無いかもとのこと。
 
再検査となりました。
頑張れユリア。
 
尿検査について

www.twmu.ac.jp

 

その1週間後の尿検査では血尿の値は出ずに、問題なし!

 

はぁ〜長かった。この約1ヶ月。

でも、色々勉強になった1ヶ月。FBを通してアドバイスを求めたら色々な専門的なアドバイスをもらって、この情報がどれだけ役に立ったか。

SNSや友達、知り合いの大切さを身にしみた1ヶ月。

インドでは先生のことを鵜呑みにせず(日本でもそうなのだと思いますが)、自分自身でも知識を持っておくことを知った1ヶ月。インドのドクター達はとかく教科書通りに薬を処方して、インフォームドコンセントのガイドラインなんて無視します。

 

KIMSと言う病院自体がベストと言うつもりはないけれど、少なくともいい先生に巡り会えたのは良かったです。

 

元気になったユリア。先週は初めての海。

夕日を見ながら何を思う。

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インドの病院事情 ユリアの発熱の経験から パート2

前回の続きです。
 
・・・・・ユリア、発熱7日目にして、とうとう病院に行き、血液検査をして自宅で検査結果を待っています。
 
ユリアは解熱剤の効果で一気に熱が下がり、こんこんと寝ている。
おでこが冷えていて、こんなに冷えていいのかと言うくらい。。。
 
血液検査の結果がメールで届きました。
白血球数が22000!(平均4000~9000)
 
アヌー「これはやばいな・・・」

アヌーやアヌーの家族は検査慣れしているのか?インド人が数字が強いのか?

血液検査の平均値とかと比べなくても大抵の数値を覚えているのがびっくり。

午前中に診てもらった先生から電話で「即入院。私が受け入れ先を用意するから」と言われる。
驚き焦る私達。1時間後に病院に来いというので、慌ててパッキング。
 
そんなに異常値なの??
 
 
夜7時にこの先生が担当をしている総合病院の救急窓口で受付を済ませ、病室へ。
病室は家族で泊まれるようになっていて、シャワー、トイレ付き。赤ちゃん用のベットではないものの、8畳くらいのスペースがあります。
(この点は日本の病院と大きく違うところですね。大部屋で親戚が大勢来ても大丈夫な作りになっています。)
 
ちなみにインドではガバメントホスピタルとプライベートホスピタルなど、金額もピンキリです。ガバメントは安いけれど、設備がいまいち、プライベート高級なところは本当に高い。今回は先生が選んだので選択肢がなかったのですが、多分中くらいのプライベート病院で、設備が割といいらしい病院に入院しました。
 
早速、部屋に着くなりよくよく説明もないまま抗生物質の投与の準備が始まる。この注射は数日に渡る為に、ユリアの手の甲に針が刺しっぱなしになる。。。見ていられなくって泣きそうになる私。

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「目をそらすな。直面するんだ!メグミ!」と叫ぶ、アヌー。
(アヌーはとってもエモーショナルな人です。)
ここで注意です。インドの一般的な病院ではインフォームドコンセントなどという概念、ガイドラインなどは全くない。
なぜこの治療をするのか、どのくらいの期間するのか、副作用はあるかは全く説明なし。これ今回、相当やばいと思いました。
 
病室で少し考える時間があった私達、説明のないまま抗生物質を打たれるのは怖い。
そこでアヌーが「入院について少し考えさせてくれないか。」とナースに相談したところ、先生がやってきて
「これは緊急なんだ。赤ちゃんにもしものことがあったら。・・・」と被せてきた。
見ているとどちらかというと脅かすに近い。。。
 
ここで抗生物質の名前を確認しました。
MICACIN(アミカシン)100mg(50*2回)
AUGMENCIN(オーグメンチン)900mg(300mg*3回)
つまり1日5回の注射を打たれることになる。
 
アヌーはその後自分の友人の医者や関係者などに電話をして相談をするとこの抗生物質の手順は
インドでは一般的らしく、大丈夫、大丈夫と言われる。
 
それでも、ネットで調べる限りこの2つどうやらかなり強めの抗生物質みたい。
アヌーは心配性だし、仕事柄この手に少し詳しいので、白血球数だけで細菌感染が見られるからという判断をして、
とりあえず全般に効くという抗生物質を投与することにはかなりの抵抗がある。
ウイルスの可能性は疑わないのか?
 
ユリアの病気がウイルス感染の場合、抗生剤は全く無意味になるから。
 
3日目、アヌーに頼まれ日本の小児科の先生でオンライン診療してくれるところを探して相談をする。同時に知り合いに小児科の先生のアドバイスをもらえないか聞いていった。
 
すると3〜5日目の間に約4名の小児科の先生の話を聞いたところ、口調は違っても共通したのはアミカシンは小児にはキツイから止めるべき、日本では使用しない薬だということ。
3日、4日の時点で再度血液検査をして白血球数とCRP(体内の炎症を調べる数値)を確認しなきゃとのことでした。
 
4日目、朝の回診の時に、先生に血液検査、尿検査をお願いしてみると、「ダメダメ、結果を知るにはまだ早い」
「大丈夫この薬はSafestの薬だから」「僕はUKで10年医者をやっていたんだからね」、と一方的。
アヌーはこの状態でも先生への尊敬への姿勢を崩さない。
日本でもそうかもしれないけれど、インドの地位のある人はめちゃくちゃプライドが高い。そして、話し合いの時に冷静さを失って喧嘩しても、良いことは無いとこれがインドでの生きるすべといつも言っている。
 
私は今まで日本に暮らしていて先生を真っ向から疑うってことはあまりなかった。もちろん、
いまいちな先生もたくさん出会ったし、日本の病院でも治療ミスはあると思う。が、それでも最低限の治療の安全は保証されていた気がする。
ここまで、患者が知識と情報を持っていないといけないんだ。。。
 
このままでは、日本では使用しない強い抗生物質が7日間続くことになる。どうしよう。
 
その後、私たちはどうしたかというと・・・ユリアの尿を自分たちで取って、アヌーが別の検査機関に持っていって、
腎機能と肝機能に影響が無いかという数値を調べてもらいました。

インドの病院事情 ユリアの発熱の経験から パート1

今回は、またまた固いくて暗い内容になってしまいますが、私の備忘録として、そして小さいお子さんがいるインド在住のご家族の情報になればと思い共有したいと思います。
というのも、今回8ヶ月の娘ユリア(現在9ヶ月)が初めて発熱して、大変な思いをしたからです。
 
インドで小さいお子さんが病気になった時、病院に連れて行く時、薬を与える時、そんな時の参考になれば。
(インドといってもケララ州の場合です)
長いので読む人も疲れるかもしれないので、3回くらいに分けますね。
 
 
 
簡単に経緯を
・夫アヌーの実家で10日間過ごす。3日後、8ヶ月の娘ユリアの顔にとびひが発生。
(病院で確かめたわけではないが、典型的なとびひの症状に見えました)
 

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鼻の切り傷からの炎症。写真を撮らせてくれないので、こんな狂気な写真になってしまいました。。。
 
・アーユルヴェーダクリニックで軟膏と飲み薬を処方してもらう。
(軟膏だけ使用。飲み薬は薬用ハチミツと混ぜて飲むと言われて私はボツリヌス菌が怖くて1回で止めてしまいました)
・とびひが治ってくる。
・とびひ発生から約1週間後、トリバンドラムの家へ帰る列車の中で、ユリアが急に発熱。ぐったりし始める。

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・3〜4日間平日は平熱で比較的元気なものの夕方から高熱が出る、をくり返す。
 アヌーと二人で深夜交代で看病する。
(熱は体に入ったばい菌と戦う為の反応。解熱剤は病気を治すわけではないと言うことで、
濡れたタオルで体を冷やしたりしてました。)
・5日目、微熱程度になり快方に向かってきた様子、6日目、平熱に戻り元気に遊んでいた。
・しかし6日目の夜から再発熱。今回は7日目の朝になっても熱が戻らないので病院に行くことにする。
 
とうとう、病院嫌いのアヌーがユリアを病院に連れて行くことにしました。
ただの発熱だったら3〜4日で治ると思っていたものの、再度発熱して赤ちゃんの体力も消耗している様子。
 
ここで1番のミス。今回初めてのユリアの発熱だった為に、信頼できるホームドクターがいなかった!
私の日本人の友人から聞いた先生に行こうと思ったのだけれど、ここでお義母さんが友達に聞いた小児科の先生
を予約したと言うので、そちらの先生のいるクリニックへ伺う。
 
まず、先生に症状を説明し熱を測るとまだ高熱だったので、即解熱剤の座薬(パラシトモン)を入れられる。
すぐに処方されたのは抗生剤のTaxim(タクシム)と解熱剤のFepanil(ヘパニル)。
これは、だいたいどこのインドの小児科の病院でも基本この2つが処方されると聞きました。
インドに暮らす日本人の友人の1人はこの2つを家に常備して、熱が続くときはこの2つを家であげて、病院に行かずに対処するそう。
 
その後、血液検査をして、自宅で結果を待つことにしました・・・・続く
 
ポイント1:インドは日本みたいに定期検診が無いので、ホームドクターを探す機会が少ないので、早めに信頼できる先生を見つけておくといいと思います。
大きい病院だから、金額が高いからではダメかも。
 
ポイント2:インドは抗生物質に対する抵抗が全くありません。
子供に対しても、母に対しても授乳中とか気にしません。
 

お義父さんが倒れた!そして・・・・パート2 

前回の続きです。(この内容は8月上旬のお話。その後、ケララでは過去100年で最悪の洪水に見舞われました。)
 
お義父さんが倒れて、トリバンドラムから慌てて車で5時間かけてコーチへ向かった、アヌー、ユリアとお義母さんと私。コーチに着いたら、停電、水無し、冷蔵庫の故障、色んなトラブルがありました。
 
お義父さんはどうだったかというと・・・・
 
月曜日、1日かけて精密検査を受けて夜に帰って来たアヌーとお義父さん。お医者さんによると前立腺肥大による血管の圧迫が原因ではないかとのこと。
薬を飲みながら、様子を見ることに。
元々高血圧の持病があるので健康体ではないけれど命に関わるような病気でないことが分かって、一応家族も一安心。
 
翌日火曜日、朝から何やらドタバタしている。
なんと、今度はお義母さんが心労と疲労でベッドから起き上がれないと言う。トリバンドラムからコーチへの車での移動に続いてこの連日のライフラインのトラブル。
お義母さんは相当参ってしまったみたい。口にする言葉も弱気なことばかりです・・・
トリバンドラムでの生活では、ユリアの面倒を見るのも楽しみながらも、元々の超心配性の性格もあって相当神経を使っていた。。
 
良くも悪くもインドでは赤ちゃんが生まれるとおばあちゃんがメインで世話をするのが慣習だそうです。昔の日本みたいに大家族で子供の面倒をみるという面はとてもいいことだと思うけれど、インドのおばあちゃんはとにかく過保護。自分の娘、息子、孫にも。日本はおろか欧米に比べたら、信じられないほど手取り足取り世話をする。
知り合いには小3になっても自分で服を着れない子どもや、20代になっても一人で外出できない女性とかいる。
 
複数の人から聞いた話では、インドでは「自己犠牲こそ愛」という文化、考え方があるようです。そもそも恋愛結婚という文化ではないので、愛という考え方がちょっと欧米と違うのは知っていたけれど。
働きすぎるお義母さんに向かってアヌーが注意をしたら、「自己犠牲が私の愛じゃない!」が返ってきて。
正直、ちょっと重すぎると思ってしまった。。。。
 
インドの子育てはいい面もたくさんあるけれど、要はバランスですよね。。。
 
話は戻って、「一日中台所に立って自分の体を壊したらどうする?!」とアヌーが口うるさく言っていたことがその通りになってしまいました。。。。
その日の朝ごはんは私とお義父さんで朝食づくり。アヌーはお義母さんのマッサージ。
お義父さんの世話をしに来たのに、お義父さんが世話係になってしまって。。(涙)
それでも、穏やかに笑いながら料理するお義父さん。

「だから来なくていいって言っただろう。僕はこうなることを予想してたんだ。」
返す言葉もありません。

水曜日、アヌーは仕事があるので私達はトリバンドラムへ帰って来た。

週末には次男ニティンがバンガロールから来てくれて、病院に連れて行ってくれた。
幸い検査結果は、今のところ異常なし。
十分な休息が必要とのこと。
 
早く良くなって下さい、お義母さん。
 
 
ユリア、私とパパとおじちゃん(三男ラウル)の4人で生活頑張ります。

実は、昨年私の妹が8月に双子の男の子を出産し、12月に私が女の子を出産、さらには弟が婚約、今年4月に結婚と言うめでたいこと続きだったのだが、その分生活が一気に変化して大忙しの日々で今年に入ってから私の母も不調になってしまった。
突発性難聴、めまい、耳鳴り。
私以上にスタミナのある元気な母だったので、私が日本を離れる時も心配していたが、今は元気になっている様子でホッとしている。

お義母さんも、少し責任の負担が減れば楽になるんじゃないかなと思っている。


あまり暗い話のなんなので、話題を変えます。
今回、コーチサウス駅に行ったら、構内に繋がるおしゃれなカフェが出来上がっていました!

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これで、ほとんどいつも遅れる列車を待つのも苦じゃなくなる!今回の列車ははやっぱり1時間の遅れ。
それでも、ドーサを食べたり、コーヒーを飲んだり、ユリアにミルクをあげたり出来る快適空間の
おかげで楽しく過ごせました。(残念なのはこのカフェにはトイレがない。。。)

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実は、このカフェを使わなくても元々構内には、有料の待合所というものがあります。

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その中ではクーラーが聞いていて、綺麗なトイレがあって、子供の遊ぶスペースがあって、なんと簡易の授乳スペースまで!携帯のチャージも出来ます。
値段は25ルピー。

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ケララへ旅行の方で列車を使う時にはオススメのスポットです。構内の公共トイレも列車のトイレも使いたくない人多いですよね。
 
 



お義父さんが倒れた!そして・・・パート1(インド生活はトラブル発生率が高くて、文章まとまりませんの巻)

2週間前の土曜日、アヌーが電話で話していると何か様子がおかしい・・・。
話している相手は次男ニティンのお嫁さんのラジ。

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(右から3番目がラジ、その隣がニティンです)
その後、お義母さんと話しているが深刻な様子。
 
 
一体何があったのかと聞くと、コーチにいる旦那アヌーのお父さんがバスルームで失神して倒れてしまったという。
 
(当時の生活状況:お義母さん、私達夫婦、ユリア、三男ラウルでトリバンドラム暮らし。お義父さんはトリバンドラムとコーチを2週間ごとに行ったり来たりしてくれている)
 
お義父さんは倒れた後、しばらくして自分で気が付いて起き上がって普通の状態に戻ったのだけれど、次男の嫁に見つかってしまった。アタフタするラジに対してみんなが心配するから私達にも、バンガロールで働く次男にも伝えるなと口止めしたというのです。
 
そうは言っても黙っておれないラジ。電話でアヌーに「お父さんはどう?」と聞かれてモゴモゴと事情を伝えてくれました。
 
その電話を受けたのが、午後1時頃。
午後3時、買い物先でアヌーが友人と電話で何やらまた深刻な様子で会話している。
 
「メグ、7時にコーチに出発するから準備して!」
 
はい、出ました!お決まりの緊急出発〜!!.°(ಗдಗ。)°.
 
事情が事情なだけに、いやとも無理とも言えないけれど、それにしても3時間後はないよね。。。。
アヌーの職場の研究所の友人が車でコーチまで乗せて言ってくれるという。片道5、6時間の距離を?
そんな便利で親切で体力のある友人がいるんだ〜。・・・・・と感心している場合ではない。
そもそも、アヌーが運転免許を持っていないっていう事が理由なのですが。。。
(彼はコーチまで私達を送った後、そのまま夜行バスでトリバンドラムに帰って行ったのです。もちろん、お礼はしました。)
 
急いで、家に帰ってパッキング。生後7ヶ月になるユリアは状況も分からず、家中をズリバイしてるし。。。。あぁ、
パッキングしてるそばからユリアが荷物を荒らすよぉ。(涙)
 
午後7時にインド人らしからぬぴったりのタイミングでその友人が到着。心配性で几帳面なお義母さんは、パッキングが終わるわけない。
 
結局午後8時に家を出発。そして1度の休憩を入れて、コーチの家に着いたのが夜中の1時30分
一応バイパスとは言ってもここはインド。荒れた道路で、揺れまくり。着いた頃にはみんなぐったり。。。(p_-)
ユリアも頑張ったね。本当にお疲れ様。
 
さて、翌日の日曜日
朝から何やらドタバタしている。
 
「停電してるから電気が使えないよ」
えっつ、電気のブレーカーが壊れてうちだけ停電??
 
昼過ぎに電気屋さんが来て、無事電気復旧。ホッ。
 
この電気屋のおじさん、私とユリアのところへ来て「僕はカズンカズン」と自己紹介。
もはやどうでもいいと思ったけれど、なんでもこの電気屋さんは近所に住む遠い親戚らしい。
(インドでは親戚が多すぎるので、遠くても近くても親戚を全部Cousin(カズン)って言う。)
 
月曜日、アヌーが早朝からお義父さんが病院に1日がかりの精密検査に連れて行く。
しばらくするとまた何やらドタバタしている。
 
「水が出ない。組み上げ式のポンプのモーターが壊れちゃったみたい」
えっつ、水が使えない?料理できないじゃん、トイレはどうしよう(。-∀-)
インドの家は、屋上のタンクに水を組み上げてそれを使う。タンクの水が無くなる度にモーターで組み上げます。自動で組み上げる家もあります。)
 
早速、例のカズンがやって来た。・・・がしかし今回はこのカズンではお手上げだった。
次はメイドの息子も電気配線関係の仕事らしいと、見に来てくれた。・・・・でも彼も直せない。
結局、新しいモーターを買うしかないと言うことになり、午後ようやくモーターが届き、水が使えるように。
 

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はぁ・・・・水ってありがたい。
 
「お義母さん良かったね!」・・・・あれ?お義母さんの表情が浮かない。。。
 
「メグミ、実は冷蔵庫も壊れたみたい」
・・・・・・(-_-)はい、これがインドです。インドで暮らすってこう言うことです。動じてはダメです。
 
カズーン!カムバック!
 
夜にまた現れたカズンが冷蔵庫を無事修理してくれました。ホッ。
 
ぐったりのお義母さん。そりゃぁそうだよね。
 
 
そんな中でも空いた時間には、近所のキッズパークでユリアを遊ばせに行きました。
眉毛の付いたアメリカンマウスのキャラクターが気になるけど、まぁインドだからいいのかな。

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それから、昨年亡くなったという近所の親戚の家にご挨拶にも。
 

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ヒンズー教の場合、お墓も仏壇もありません。こうして写真を飾るだけ。
 
 
 
 
 

インドの赤ちゃん、メイクの理由。

インドで生活を始めて、気になっていたことの一つ。それは赤ちゃんのメイク

ただでさえ目が大きくて眉毛もしっかりしている顔立ちのはっきりしたインドの赤ちゃん。家の中でも外でも見かけるとほぼメイクをしてる。

 

 

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こんな感じ。

正直言って、赤ちゃんにメイクするなんて「気持ち悪い」って思っていた。さらに、0歳児からのピアス!これも「どうなの〜」って思っていた。

 

聞いてみると実はそこに色々と理由がありました!

まず第一に、魔除け

インドの慣習、言い伝え(?)として、周りから「可愛い、可愛い」と言われると悪いものが憑くと考えられているみたいです。

だから、あえての醜さ。

時には2番目の写真みたいに大きな偽ぼくろもつけて可愛くないようにする。

 

そして、第二に、眉毛のライン作りと育毛効果

なんでもこの赤ちゃんメイクに使うKajal(カジャル)には、眉毛の生えさせる育毛効果があるらしく、今のうちから眉毛のラインを整えて、さらにたくさん生やし、アイブローがいらないように出来るらしい。

アイライナーもびっちり書いてまつ毛もたくさん生えますようにと期待しているらしいのです。

なんと!!o(・x・)/

0歳児からの美容法をやってるインドってすごいわ〜。

 

最後に赤ちゃんのピアスについて、こぞってみんな言う。

「0歳児は痛みを感じにくいから、痛くないうちに開けてあげた方がかわいそうじゃないでしょう?」

 

私は当初、「いやいやそれって、親の勝手な考え方じゃないの?」と思っていた。

でもいざ、自分が子供を持ってみると気づいた、

「本当に痛みに強いかも?痛みを感じてない?」

と言うのも、娘がおもちゃを振り回して、そのおもちゃがガンガン頭や足に当たってるのに笑っているから。。。。

 

案外、ただの宗教や言い伝えだけでなく、ちゃんとした実用的な理由があるのかもしれない。

 

ではアヌー家はどうかと言うと。。。

そこは、ナチュラリストのお義母さん。

市販のカジャルは例えアーユルヴェーダ薬局のものでも化学物質が入っていると言って、反対。

「私の時代はみんな家庭でカジャルを作ってたものよ」と言って、ホームメイドのものなら良しとする考え。

では、どうやって作るかと言うと、ココナッツオイルにいくつかのハーブを混ぜて、紐を垂らしてそれを燃やし、その燃えかすを集めて作るのだそう。

 

うん、今の生活ではそんな時間無し!

と言うわけで、うちのユリアはメイク無しで過ごしてます。

眉毛は残念ながら私に似て変な形だから育毛効果を聞いてからは、「カジャルしてもいいかも・・・」ってちょっと興味を持ち始めていたのだけれど・・・。

 

と言っても、最近のインドの若者はカジャルに反対している子が多いらしく、近い将来インドの赤ちゃんのメイク比率は減りそうな様子です。

 

話は変わって、日本で8月11日から公開する映画、「英国総督 最後の家」

気になります!

 

インドでは私が出産の為に日本に帰国していた昨年の11月には公開されていて終わってしまっている映画。

eikokusotoku.jp

 

インドでは必ず時々ニュースになる、インドとパキスタンの関係。

恥ずかしながら日本で学んだインド歴史は、「東インド会社」「ムガール帝国」がテストの回答になりやすいって覚えてしまっていた。。。(T . T)

インドのことをあまり知らないで暮らし始めたけれど、インドの歴史を知らないことをハッとするだけじゃなくって、インドと言う大国を一つにするって本当に大変だとつくづく思う。

この映画はイギリスからの視点だけれど、監督はシク教徒の女性と言うから、いろんな視点が入った映画なんじゃないかな。