インドの離乳食って?インドで育児。食べ物編
「インドの離乳食って、どんなの?」
「インドの赤ちゃんってなに食べて育ってるんだろう?」
日本にいた時からずっと気になっていました。。。。
旦那アヌーは「日本と変わらないし、スパイスとか入れて辛くしたりしないから安心して。」とは言っていたけれど・・・。
インドに戻ってきて約1ヶ月。ユリアが5ヶ月になってしばらくして始まりました。
離乳食
と言ってもお義母さんとお義父さんがナチュロパシーを実践しているうちの場合は、他の一般的なインド(南インド)の家庭の離乳食とは全く違うものでしたが・・・
さて、【一般的な南インドの離乳食の場合】
ケララの人が口々に言う赤ちゃんが3ヶ月になった頃からあげる市販の離乳食はこれ。
Cerelac(セルラック)という粉状のものを水で溶いたもの。
スーパーに行くとかなり独占状態で陳列されてます。
インドは良くも悪くも商品のカテゴリーに対して競合他社が少ない。
だから、みーんな「セルラック、セルラック」と言ってます。
もちろん、お義母さんもアヌーもうちの家庭はこういうのが好きじゃないです。
それから、バナナや野菜などを蒸したり茹でたりして潰してあげるそう。
ここら辺は似たような感じですね。
そして、日本では離乳食のスタートとして一番最初にあげることの多い、お米。
10倍粥とかはあげるのかな?と思っていたら・・・
これは、赤ちゃんが6ヶ月の誕生日を迎えた頃に行うお食い初めの儀式、
Choroonu チョールヌー(最初の食事)
これが終わってから、スタートになります。
(これも最近終えたのでまた次回の記事などでご紹介したいと思います。)
日本と同じように、お粥みたいにして赤ちゃんに食べさせます。
また、Raggi ラギというものも多くの家庭があげている離乳食の一つです。
このラギ、非常に消化が早く、鉄分、亜鉛、ミネラル豊富で栄養価が高い雑穀の1種。
これをココナッツミルクと混ぜてお粥、オートミールみたいにして食べさせます。
英語名はフィンガーミレ、日本ではシコクビエ と呼ばれていて、日本では幻の雑穀とも言われているらしく、なかなか興味深い食品です。
私もこれは大好き!
離乳食としてだけでなく、大人にもとても体にいい食品いつかこのレシピをブログに書きたいと思います。
では、アヌー家の場合。
ユリアが5ヶ月になってからの最初の1ヶ月目の食事はどうだったでしょう?
まず、デーツ。
3時間ほど水に浸したドライデーツを皮をむいて、茶こしで漉してあげました。
何より栄養豊富でバランスが良く小さくても十分補給できる優れものです。
私は毎日デーツを4粒 食べるのが日課です。
これで甘いもの補給してます。
それから、イチジク。
乾燥イチジクを一晩水に浸して、その滲み出だ水だけを与えます。
これは、離乳食が始まった時に便秘がちになるのを抑えると言う作用もあります。
(その効果は抜群!ちなみに水でふやかした実部分を食べた私にも効果あり!(笑))
次に、人参、かぼちゃ。
これは日本と同じですね。
もう一つ食べたのは、このおっきなきゅうりみたいなもの。瓜の1種。
蒸して潰したものをあげました。
最後に毎日あげているのは、やっぱりインドだけにバナナ。
ケララではバナナの種類が10以上もあるのだけれど、その中でも赤ちゃんにいいと言われるバナナを選んで、毎日あげてます。
今のところ、アヌー家では赤ちゃんにいろんな食品に食べ慣らすことよりもどんな栄養素を体に与えるかを重要視している感じですね。
糖分多すぎないかちょっと心配もしているけど、任せた方が良さそう。
がしかし、このところユリアも私も同じ種類に飽きてきたところ・・・
お義母さん、そろそろもう少し種類を増やしませんか??
日本から5ヶ月から食べれるドライフリーズの離乳食やレトルト離乳食、野菜パウダーがあるよーってことはまだ言えてない・・・・(´-`).。oO
健康的じゃないって反対されそうだし・・・・。