南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

風邪を引く・・・インド式風邪の治し方。

結婚式後、疲れがどっと出たのか風邪を引いてしまった。

私の風邪は、いつも喉から。

咳が止まらなくなり、声が出なくなった。

夜中に咳が出て、頭痛が。。

 

彼が連れて行ってくれたのは、アーユルヴェーダのクリニック。

彼曰く「普通の病院に行ったら、咳止めの薬をくれてそれがめちゃくちゃ効くから、

あっという間に咳が止まるけど、それって症状を止めただけでしょ。」

 

ドクターに幾つか症状を聞かれ、

「スチームとマッサージをしましょう。そして薬をあげますね。2、3日で回復しますよ」

”スチーム”というのは、ユーカリの葉が入った簡易のホットスチーマー。この蒸気を片方の鼻から吸引していく。そして、口から吸引。

 

看護婦さん?(というかエステティシャン)が最初にスチーマーを私の顔の前に置いて、タオルを頭から被せて、手で頭をスチーマーに押し付けた時は、「熱っ!熱いって!蒸気が目に!痛っ。頭押すなって(怒)」と、突っ込みたかった。

が、その子が 鼻の周りをマッサージして鼻腔を広げて、頭をマッサージしてくれた途端、「うわっ、気持ちいい〜、うわっ( ̄▽ ̄)」の気分になった。

 

”マッサージ”は、風邪の時は頭や顔を冷やしたり、濡らしてはいけないので、それ以外のオイルマッサージ。

これも、全身の倦怠感が抜けていく。病気の時にオイルマッサージもありなのね。

 

”薬”は、こんなものを処方してもらった。

ドロドロの液体と、ターメリック色のパウダー。これを食後にスプーン1/2。

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写真で見ても、画材道具に見えますね。。(ー ー;)

 

先生からも彼からも「ちゃんと体の声を聞いてゆっくり治してね」と言われる。

日本ではすぐに、病院で咳止めの薬をもらって、点滴打って声が出るようにしてもらってたけど。。。体の声は聞いてなかったなぁ。

 

今週、今度は彼が風邪を引いた。

週末、早朝の海に服ごと飛び込んだからだと、私は思う。(でも、インド人は服で海に入るのが普通だからみんな風邪ひかないのかな。。)

 彼の風邪はいつも、熱から。。でも、クリニックに行くまでもない、ということで。。。

 

『インド的風邪の家庭での治し方。』

・トゥルシーティー(Tursi tea)を飲む。

 →トゥルシー、英語名ではHoly Basilと言われていてどんな病気にもいいと言われるインド人の大好きなハーブ。私も体調がすぐれない時はすぐにこれを飲む。

 

・ジンジャー&レモンティーを飲む。

 →甘くする時は、インドではジャガリと言われる黒砂糖を加える。白砂糖は体を冷やすと言って、普段の料理にもこの黒砂糖を使う。

 

・アムラ(Amla)を食べる。飲む。

 →アムラ、英語名では(Indian Gooseberry)。これもまたインドのアーユルヴェーダでは欠かせない、植物とのこと。調べてみるととにかく抗酸化の数値がすごい!

アンチエイジング、免疫力アップ、脳の活性、抜け毛、目の疲れ。。。

 

・野菜スープを食べる。

→風邪をひいている間は、でんぷん質はダメ。オイルもダメ。とにかく消化の良いものだけを摂取することに心がける。

 

こんな感じです。

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右端のグリーンの実がアムラ。

生よりもはちみつ漬けが美味しくて、病気じゃなくても健康の為に、食べる人が多いとか。

下がジャガリ。お店では業務用バターみたいな、四角い塊で売ってます。

上の黄色のがインドのレモン。小さくて可愛いのね。

 

以上、インド的風邪の治し方でした。

 

これらを与えてみると。。。。1日寝込んで、今日は元気に出勤していきました。

 

風邪の時だけでなく、美容と健康にも良さそうですね。

 

日本ではインフルエンザが流行っているとか。。。