南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

多分、うちの旦那さんはHSP。

予想をしていましたが、インドでは、5月3日からさらに2週間ロックダウンが再延長されました。

 

もはや、この生活にも慣れても来たので驚きもがっかりもしなかったですが、もちろん、今後の生活の不安も芽生えて来たのも事実です。

 

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本来は八百屋さんじゃに人が代わりにマーケットで仕入れて、車で住宅地に野菜を販売に来ています。

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インド全体への経済の打撃も相当だろうし、旦那さんの勤める公立の研究機関では、最近の教授を交えたミーティングで、来年の研究費はほとんど見込めないだろうと教授から伝えられたそう。

 

同じ機関内でもコロナウイルス関連の研究室にザクザクお金が入って来ているそうですが、ちょっとでも分野が逸れると景気の低下に影響されるとのこと。

 

職業上、基礎研究に身を置いている彼は医薬系業界をよく知っているので、コロナの影響で、今世界で多くの製薬会社が、過去にあまり成功しなかった薬をここぞとばかりに再販しようとしかけたり、特許機関の切れた薬品でコロナに効果がありそうなものの取り合いをしたり、すごい巨額のお金が動いていることと、世界での取引のことを憂いています。

 

さて、話は変わって、ロックダウンを少しでも楽しく過ごす為に、我が家でもとうとうNetflixに加入してみました

娘が日本から持って来たぬいぐるみにトトロがいて、そろそろジブリ映画、「隣のトトロ」を見せてもいいかなぁと思ったのが大きな理由です。

 

期待通り、映画「トトロ」は娘に大当たり!

しばらく飽きずにトトロが出るシーンを繰り返しみてました。日本語にしようかと思ったんだけど、設定が分からず英語で。

だから、娘が英語風に「チョオゥ・トォウ・リョウ」と発音するのが気になるんだけれど・・・まぁしようがないƪ(˘⌣˘)ʃ

 

そして、映画が超・超好きな旦那アヌー。

 

基本、見るのはインド映画ですが、子供がいなければ月に2〜3回は映画館で映画を見たくて、家でも暇さえあれば昔の映画のワンシーンを見たりするほど。

 

そしてせっかく映画見放題なのだからと、時間を作ってハリウッドでも見ようかと言うことになりました。

 

基本、ヒューマンドラマとかサスペンスが好きな私も、戦ったり泣いたりする様な映画が嫌いなアヌーのことを考えて、そしてNetflixからのおすすめも加えてランダムに選んだ映画が、

「最高の人生の見つけ方」(The Bucket list)

 

他のでも良かったんだけど、本当に見たかったアカデミー系はやはりリストに入ってないですね。

私は、この映画を結構面白楽しく見た記憶があったのに、

アヌーの反応はと言うと・・・ドヨーン(u_u)

 

アヌー:「なんで人が死ぬ映画を選んだんだ。気分が晴れないよ」

 

確かにそうだ。死期を知った老人の話だった。。。私のミス。失敗。

 

翌日、アヌーは自分で勝手に映画を探して、仕事がひと段落した後に

「Kick-Ass」を見ていた。

これは、おバカアクションコメディの部類に入って、その後素晴らしい女優に成長するクロエ・グレース・モレッツのアクションも見所。

 

私は、子供の面倒やら家事に忙しかったので、見なかったけれどアヌーの気分転換にはいいかもね〜と思っていた。

 

そして見終わったアヌーの反応はと言うと・・・・ドヨーン(u_u)

 

アヌー:「主人公の女の子(クロエ)のお父さんが死んだ」

 

えー!?死んだっけ?そこがメインのストーリーだったかも忘れたけれど、これもダメか。

 

そこで、志村けん好きのアヌーだから、これはどうかと思って提案したのが・・・

 

「ポリスアカデミー」!(古っ(笑))

 

なんとこれが大成功!!

 

アヌー:「うわーこれ最高に面白かった。サンキュー!こんな映画を待ってたよ」

 

これ以前に、ジブリシリーズでは「ラピュタ」は悲しすぎて、「魔女の宅急便」は高得点だったと言う経緯がある。

 

これはアヌーの映画のストライクゾーンがめちゃくちゃ狭いって言う話

前々から分かっていたけれど、アヌーは人への共感能力が高すぎてしまって、心が疲れると言う性格を持っていると言うことでの最近の発見したドンピシャなキーワード。タイトルにあるように、HSPと言う言葉を知ったという話です。

 

私にとっては「そこ?」って言うところに彼は反応してしまいます。

時にはその対象は人間じゃなくて自然や動物にも。

 

そんな人のことをHSPと言うそうです。5人に1人はこの部類に当たるとか。(結構多いんだ)

Highly Sensitive Person。(超敏感な人)と訳すそうです。

 

項目はうわ〜ほぼ全て当てはまる。やっぱりな。

項目が当てはまったとしてもレベルも色々あると思うので、基準はわからないけれど、アヌーは限りなくHSPに近いタイプですね。

 

でも、これに分類されるからって自分だけじゃないんだとホッとする人「・・・でっ?」っていう人がいると思います。

私もどちらかと言うと最近のマイノリティの扱い方でもさらに細かく分類分けすることがいいことなのかわからないでいる方ですが。

 

アヌーは・・・後者でした(。-_-。)

アヌー:「HSPとかどうでもいいけれど、映画では人が死んだり、悲しんだりして欲しくない。映画は人を幸せにするもんだろう?」

 

彼にとってはHSPだろうが、どうでもよくって、笑って1日をハッピーに過ごせる映画が見たいとのこと。

 

あぁキャメロンディアスの「私の中のあなた」とか、カズオイシグロ原作の「私を離さないで」とか絶対無理だろうなぁ。。。「レナードの朝」とか「セントオブウーマン」とか、「今を生きる」「テルマアンドルイーズ」とか、私の心に残っている映画は、一緒には見れそうにない。

 

と言ってもインドに来てから4年位ハリウッド映画を見てないから、面白い映画を思い出せないだけかもしれない。。

 

あっ「TED」下品すぎて、スラング多めで難しいかな。娘の前じゃ見せたくないよね。いくら2歳とは言っても。。。

 

結果、ロックダウンを楽しむ為のNetFlixはアヌーが気分にムラが出来ると言って、避けがちになり、ユリアも他の映画を見せようとする前に、「オンリーYoutube!」って言うし・・・私には集中して映画を見る時間はないし・・・。

 

あ〜自分だけの時間が欲しい!(結局そこ!)

 

じゃあ、

「アヌーの好きな明るいインド映画を一緒に見ればいいじゃん?」と言われそうなところですが、インド映画は・・・・・・めちゃくちゃ長い!!

平均で3時間とか普通にあるので、あっと言う間に1日が終わってしまいます。家事も仕事もせずにテレビに3時間も張り付かれていると、息抜きどころでは無くなってしまうのが難点。

 

ロックダウンをいかに楽しく過ごすかの模索は続く・・・

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最近「FunnyFace 」って頼むと本気の変顔をする娘。それを顔が崩れると不安視するアヌー。