インド全国民外出禁止令、7日目(正式には3日目みたい)。
インド、モディ首相が全国民、13億人に対してロックダウン(都市封鎖と外出禁止令)を出してからもうすぐ1週間。正式には25日からなのだけれど、22日の日曜日も”お試し日”のような、外出禁止令を出していたから、感覚的には1週間です。
私は企業で働いているわけでもないし、3月半ばからほぼ自宅に軟禁状態だったので、外の様子が分かりません。
道路が空いているからとバイクレースをやっちゃう若者や、野菜が無くなる前にと盗みを働く人がいたりとちょっとした騒動はあるみたいだけれど。
前回のブログで書いたように、外国人に対する差別行動もあったりもしますが。
良くも悪くもエンターテイメントが少ないこのケララ州、トリバンドラムでは、大きく日常が狂わされた感じが無いように見えます。
スーパー以外のお店はほとんど閉まっているけれど、月に数回あるストライキで同じような経験をすでに体験済みだからでしょうか?そこまでパニックになっていない感じがあります。
基本、インド人は夜は家族でテレビをみて過ごすのが一般的っていうし。
飲み歩いたり、遊びに繰り出したり、学びに行ったりというような日本の過ごし方はほぼありません。
(そもそもケララではレストランではお酒が出せないという条例があります)
だから、日本で本当にロックダウンになるとすると、果たしてどうなるんだろう。
影響は計り知れないなぁと思いながら。。。
そんな中、旦那アヌーと義弟が狭い家にずっと一緒にいるのが正直ストレス( ̄^ ̄)!!
私はやっぱり日本人なのかこんなに時間があるんだから有効活用しようと大掃除に取り組んでるんだけれど、全く二人には理解されず。
二人は寝たり、Youtube見たり、基本だら〜っと。
基本、朝遅く起きて、食べたい時に食事をするもんだから、食事時間もなんか決まってないし、さらにたいして動かないくせに昼寝するし(どんだけ?!)。
そうしていたら、友人からメッセージが入って同じようなストレスを抱えていたりして、しかも、中国では夫婦と共に過ごす時間が長くなり過ぎて、ストレスになり、「コロナ離婚」というのが増えていると話を聞いて、思わず笑っちゃいました。
「こうなったら、このブログにも旦那や家族メンバーとずっといることのストレスを書いちゃえっ」と思ったわけです。
でも、ただこのブログを愚痴の吐け口にしてはいけない。
そこで、昨夜の私と旦那の喧嘩の原因と、仲直りに近づける方法をお伝えしようと思いました。
昨夜の喧嘩の原因。それはまさにコロナウイルスのこと。
研究者であって、ウイルスのことにも知識がある旦那アヌーは、コロナウイルスの影響で人が死んでいる状況でも、
「今は特別なケースで世界で検査数や死者数を毎日観察したデーターがあるから、人々が怯えているだけであって、そこまで怖がる必要もない。
全世界の人々がニュースにならなくても普通のインフルエンザ、他の原因の肺炎などで死んでいる。」「だいたい、コロナウイルスなんて前から存在するし、体の中にも少しはいるんだよ」*
というような主張をしています。
*コロナウイルスには種類があって、今回のCOVID-19とは違うタイプのコロナウイルスと言うのが存在します。
一方、私はイタリアやアメリカの病院の状況、病院の訴え、中国のドクターが必死に発信しようとしたレポートなどを読んだりして、とても感情的になっていました。
「今のこの悲惨なコロナウイルスによる世界の現状を、そんなにクールに他のインフルエンザと一緒にするな!」っていう風に。
理詰めの論調と、感情論、うまく折り合うはずがありませんでした。。。
そして、インド人は議論好き、日本人は議論嫌い(?)、私が議論嫌い(ロジカルに言いたくても感情が先走ってしまうタイプ)なので、最悪です。(T . T)
この議論の中には私の最近のアヌーの家でのだらっとした過ごし方へのストレスを吐き出しちゃったからもう大変。(@_@)
さっさと寝ちゃえば良かったのに、夜中に大げんか。
翌朝もなんだか不機嫌な朝を過ごしていました。
がしかし、
これ神か!と思われるタイミングで、今朝はタイのバンコクにいる友人からすごく久しぶりに電話が入り、お互いの生活について状況報告しあって。。。。嬉しかった。
そしてまた、神か!と思われるタイミングで、下の記事がシェアされてきました。
この記事は非常に長いのですが、読み応え抜群。
とにかく、いろんなことが理解できたんです。
アヌーの考え方も、政府のやり方も(良し悪しあると思いますが)、ウイルスとの向き合い方も。
これは一読の価値あると思います。
喧嘩によるストレスは誰か他人と会話したりすることで緩和されると言う基本と。
より正しい論理的な記事、情報を得て、自分の知識量をあげると落ち着くよって話でした。
おしまい。