インド人はほんとお節介?!〜いよいよ、コロナが身近に。ケララ州1日の感染者が700人を超えてます。〜
先日、いよいよケララ州の1日のコロナ感染者数が700人を超えました!
そして、この2週間の厳しいロックダウンもさらに28日まで延長されることが決定されました。
そして、私達の暮らす地域辺りにも感染者が出たらしいです。。。いよいよ来たか。。
ブログのタイトルと副題があまりにも関係ないなぁと思いつつσ^_^;
・・・・書き出しています。
1ヶ月前、お向かいの息子さんが結婚しました。
コロナの影響もあるので、家族同士だけで式は執り行い、彼らは知り合い同士が紹介しあったアレンジマリッジ(お見合い&即結結婚)です。
この息子さん、(ケララ州の多くの人が出稼ぎの場所にしている)中東で働いていた頃に、ある程度収入があり、楽しい生活を送ったことがあるからか、4人兄弟の末っ子と言うこともあるのか、いわゆるちょっと”カッコつけ”なタイプ(笑)
ちょっと悪い事もやっちゃうよ的な雰囲気も出してるイケメン君。(本当は優しくて親思いの普通の青年です。と思います。)
そして、奥さんになった人はお医者さんだそう。
アヌーが彼の結婚が決まったと聞いて、この彼、フェドリックに挨拶に行った際に、お見合いの時の様子を聞いたそう。
フェド:「俺は自分の好きなことをして生きていきたいから、結婚した後も俺は俺らしくいたいから。俺の生き方に口挟むなよ。」
彼女:「上等ね。私がその性格変えてあげるわよ。」
これが、初めての出会いだって。。。。
・・・・・アヌーがため息混じりに、教えてくれました。
アヌー:「彼は全然、女性の気持ちを分かってないし、突っ張ってどうするんだよ。でも彼女も彼女だよね。こんな感じでも、親の選んだ相手だからって結婚しちゃうんだよ。大丈夫かなぁ。」
こんな初対面での会話でもでもお互い結婚する気になるんですよね。それなりにお互いの強気なところが気に入ったのか、親が勧めるんだから諦めるのか、まぁひと昔前の日本もそうだったんだから、理解が全くできないわけではないけれど、すごいな。
さて、彼らの結婚式が終わった後、いよいよ彼女がここの家に同居を始めてからもアヌーは、彼らが気になります。
はっきり言って、アヌーだけでなく、コロナが無ければ近所中がこの新婚夫婦に会いに家を訪れていたはずなのに、それが出来なかった近所さんみんなお嫁さんがどんな人かみんな興味津々です。(笑)
結婚式後1〜2週間はフェドのお姉さんが毎晩、この家にやって来て、同居のお父さん、お母さん、新婚夫婦を和ましにやって来ていました。これがいわゆるインド式。家族親戚が一緒になって、新しく家族になった女性を世話します。
ある日、私がシャワー後に髪の毛を乾かしていると、アヌーが私に言いました。
(私は夜、アヌーが電話しているときはベランダに出て、髪の毛を乾かしてます。)
アヌー:「僕が毎日、めぐみの髪の毛をこうやって乾かしてあげて、夫婦の仲良く仕方、女性を優しく扱う方法を教えてあげようと思うんだけど。ベランダで乾かしていれば、彼らが時々僕たちのこと見て、参考にするかもしれないでしょう?」
いやいや、余計なお世話過ぎるっしょ!!
と思ったけれど、とりあえず、ドライヤーをやらせてあげながら、
私:「いやぁ、見えないでしょ?意味ないと思うけどなぁ。」位にとどめておきました。
するとアヌー、部屋で遊んでいるうちの娘に向かって叫びます。
アヌー:「ゆったん、僕はね、ママと結婚した時に、毎日髪の毛を乾かす担当をやるって約束したんだよ!毎日こうやってね。ママの髪の毛を乾かすんだもんね〜!」
ゆったんも唖然(笑)(・Д・)
声デカすぎでしょ!わざとらしすぎでしょ!
毎日ではないけれど、アヌーの仕事が立て込んでない時はこのドライヤー作戦を繰り返していると、たまにフェドが窓を開けたり、玄関先で涼んていたりするのをこちらが目撃!
アヌー:「あっ、今、フェドが見た気がする!」
まぁやらせておこう。。
フェドのお姉さんが家に来なくなってから数日して、フェドと奥さんは毎晩、お散歩に行くようになりました。
アヌーもお隣の奥さんも、その散歩を目撃したと言う話題で嬉しそう。
ある時は敢えて、うちとお隣さんで夜に子供達を家の前で遊ばせて、二人のお散歩に出かけるときに声をかけてみたり。
興味津々すぎでしょ!
お隣の奥さんもフェドのことをアヌー以上に知っているから、このやんちゃ息子がちゃんと彼女とうまくやっていけるか心配してます。
まぁ、いいよね。楽しいよね。平和だよね。
コロナでネガティブなニュース見てばっかりいるより、こう言うお節介でもハッピーなゴシップで楽しんだ方がいいかなっ。
先週のこと
アヌー:「めぐ、今日も雨の中でも二人で傘さして手を繋いで散歩に行ったよ〜。やっぱり、ドライヤー作戦、あれは良かったなぁ。フェドも分かって来たんじゃないかな。ホッとしたよ。」
自分の手柄だと信じてる。。
コロナのせいで、毎日家の周りだけの世界で変わりばえのない生活をしながらも、ちょっとの変化や出来事を楽しむ余裕はまだあります。
そして、今回のアヌー選曲は、こちらです。
Aigiri Nandini
これロックな感じですが、シバ神のことを唄ったチャンティング(お念仏みたいなこと)なんです。
歌詞はサンスクリット語。
ロック系のチャンティングというより
チャンティングをロック調にアレンジした楽曲という方が正しいのかな。
映画のサントラにも使用されて人気になりました。
アヌー曰く、シバ神のマントラはどれもロックが似合う。
興味がある方は聞いて見てください。