南インド、ケララでかなりveggyなhealthy life

インド人に嫁いだ日本人から、読んだ方が「私もインドに行ってみたい!」って気分になるような情報を発信してきます。

インド人はほんとお節介?!〜いよいよ、コロナが身近に。ケララ州1日の感染者が700人を超えてます。〜

先日、いよいよケララ州の1日のコロナ感染者数が700人を超えました!

そして、この2週間の厳しいロックダウンもさらに28日まで延長されることが決定されました。

そして、私達の暮らす地域辺りにも感染者が出たらしいです。。。いよいよ来たか。。

 

ブログのタイトルと副題があまりにも関係ないなぁと思いつつσ^_^;  

・・・・書き出しています。

 

1ヶ月前、お向かいの息子さんが結婚しました。

 

コロナの影響もあるので、家族同士だけで式は執り行い、彼らは知り合い同士が紹介しあったアレンジマリッジ(お見合い&即結結婚)です。

 

f:id:misopurin:20200722211813j:plain

結婚式は身内とカメラマンだけで。新郎が教会に向かうところ。

 

 

この息子さん、(ケララ州の多くの人が出稼ぎの場所にしている)中東で働いていた頃に、ある程度収入があり、楽しい生活を送ったことがあるからか、4人兄弟の末っ子と言うこともあるのか、いわゆるちょっと”カッコつけ”なタイプ(笑)

ちょっと悪い事もやっちゃうよ的な雰囲気も出してるイケメン君。(本当は優しくて親思いの普通の青年です。と思います。)

 

そして、奥さんになった人はお医者さんだそう。

 

アヌーが彼の結婚が決まったと聞いて、この彼、フェドリックに挨拶に行った際に、お見合いの時の様子を聞いたそう。

 

フェド「俺は自分の好きなことをして生きていきたいから、結婚した後も俺は俺らしくいたいから。俺の生き方に口挟むなよ。」

彼女「上等ね。私がその性格変えてあげるわよ。」

 

これが、初めての出会いだって。。。。

 

・・・・・アヌーがため息混じりに、教えてくれました。

アヌー「彼は全然、女性の気持ちを分かってないし、突っ張ってどうするんだよ。でも彼女も彼女だよね。こんな感じでも、親の選んだ相手だからって結婚しちゃうんだよ。大丈夫かなぁ。」

 

こんな初対面での会話でもでもお互い結婚する気になるんですよね。それなりにお互いの強気なところが気に入ったのか、親が勧めるんだから諦めるのか、まぁひと昔前の日本もそうだったんだから、理解が全くできないわけではないけれど、すごいな。

 

さて、彼らの結婚式が終わった後、いよいよ彼女がここの家に同居を始めてからもアヌーは、彼らが気になります。

はっきり言って、アヌーだけでなく、コロナが無ければ近所中がこの新婚夫婦に会いに家を訪れていたはずなのに、それが出来なかった近所さんみんなお嫁さんがどんな人かみんな興味津々です。(笑)

 

結婚式後1〜2週間はフェドのお姉さんが毎晩、この家にやって来て、同居のお父さん、お母さん、新婚夫婦を和ましにやって来ていました。これがいわゆるインド式。家族親戚が一緒になって、新しく家族になった女性を世話します。

 

ある日、私がシャワー後に髪の毛を乾かしていると、アヌーが私に言いました。

(私は夜、アヌーが電話しているときはベランダに出て、髪の毛を乾かしてます。)

アヌー「僕が毎日、めぐみの髪の毛をこうやって乾かしてあげて、夫婦の仲良く仕方、女性を優しく扱う方法を教えてあげようと思うんだけど。ベランダで乾かしていれば、彼らが時々僕たちのこと見て、参考にするかもしれないでしょう?」

 

いやいや、余計なお世話過ぎるっしょ!!

 

と思ったけれど、とりあえず、ドライヤーをやらせてあげながら、

私:「いやぁ、見えないでしょ?意味ないと思うけどなぁ。」位にとどめておきました。

 

するとアヌー、部屋で遊んでいるうちの娘に向かって叫びます。

アヌー:「ゆったん、僕はね、ママと結婚した時に、毎日髪の毛を乾かす担当をやるって約束したんだよ!毎日こうやってね。ママの髪の毛を乾かすんだもんね〜!」

 

ゆったんも唖然(笑)(・Д・)

声デカすぎでしょ!わざとらしすぎでしょ!

 

毎日ではないけれど、アヌーの仕事が立て込んでない時はこのドライヤー作戦を繰り返していると、たまにフェドが窓を開けたり、玄関先で涼んていたりするのをこちらが目撃!

 

アヌー:「あっ、今、フェドが見た気がする!」

 

まぁやらせておこう。。

 

フェドのお姉さんが家に来なくなってから数日して、フェドと奥さんは毎晩、お散歩に行くようになりました。

 

アヌーもお隣の奥さんも、その散歩を目撃したと言う話題で嬉しそう。

ある時は敢えて、うちとお隣さんで夜に子供達を家の前で遊ばせて、二人のお散歩に出かけるときに声をかけてみたり。

 

興味津々すぎでしょ!

 

お隣の奥さんもフェドのことをアヌー以上に知っているから、このやんちゃ息子がちゃんと彼女とうまくやっていけるか心配してます。

 

まぁ、いいよね。楽しいよね。平和だよね。

コロナでネガティブなニュース見てばっかりいるより、こう言うお節介でもハッピーなゴシップで楽しんだ方がいいかなっ。

 

先週のこと

アヌー:「めぐ、今日も雨の中でも二人で傘さして手を繋いで散歩に行ったよ〜。やっぱり、ドライヤー作戦、あれは良かったなぁ。フェドも分かって来たんじゃないかな。ホッとしたよ。」

 

自分の手柄だと信じてる。。

 

 

 

コロナのせいで、毎日家の周りだけの世界で変わりばえのない生活をしながらも、ちょっとの変化や出来事を楽しむ余裕はまだあります。

 

 

そして、今回のアヌー選曲は、こちらです。

 

Aigiri Nandini

これロックな感じですが、シバ神のことを唄ったチャンティング(お念仏みたいなこと)なんです。

歌詞はサンスクリット語。

ロック系のチャンティングというより

チャンティングをロック調にアレンジした楽曲という方が正しいのかな。

映画のサントラにも使用されて人気になりました。

 

アヌー曰く、シバ神のマントラはどれもロックが似合う。

 

興味がある方は聞いて見てください。

 

 

youtu.be

 

 

 

 

トリバンドラム、再度厳しいロックダウン(都市封鎖)発令!

7月5日日曜日の夜、ニュースで

「明日(月曜日)の朝6時から、最近緩和していた規制をさらに厳しくしてロックダウンを行う」と知らされました。

www.nna.jp

 

この1週間、薬局しか店は開かないって、嘘でしょ〜!!?(O_O)

食料はどうすればいいの〜?

 

翌日の月曜日、旦那アヌーが近所の人に話を聞いたりして、出した結果は

「あと1日待とう。」

 

『州政府だって、この発令に無理があるって分かるだろう』と近所の人と話してたって。

 

・・・・(笑)なんだかなぁ、「無理があるかないか発令する前に検討して出してよ」と言いたくなります。

 

そして予想通り、火曜日には食料品店に限り、朝11時まで開いていいというルールに変更になりました。

 

ほっ。とりあえず、食糧難に陥ることは免れました。

 

この数日、ケララのいくつかの場所でクラスター感染が起こり、感染者が急増しています。その感染者の感染経路をたどることが難しいということで、感染者の家とその周辺には規制線が貼られ、その周りに警察が立っているそうです。

この状況下において、私個人的にはその措置がいいのかどうなのか(プライバシーの問題や、隣近所も巻き込んでしまう規制線、それによる嫌がらせetc)もうよく分からなくなっています(u_u)

 

前回のブログで私にはトリバンドラムに三人日本人の友人(女性&みんな旦那さんがインド人)がいると書きました。

 

今回はその友人の中のもう一人の話。

今まで、”ロックダウンのおかげで通勤しなくて良くなったって在宅ワークができるから楽””食料や必要品が全て、宅配サービスに頼れて生活できることがわかって、良かった”と、私みたいにあまり愚痴らず(笑)、ポジティブな面を見ながら過ごしていました。

いつも情報通で、いろんな情報を提供してくれて、3人の子育てをしながらフルタイムの会社員として働く頼もしい女性。

 

そんな彼女もとうとういよいよ、日本に帰りたいって言い始めました。。。

日本が恋しいというより、現実的に考えて、子供にとっても自分にとっても日本帰国した方が、より充実して効率よい、ここよりも融通の聞く生活が送れるよね、と。

 

 

早速、デリー、成田間を結ぶチャーター便を運行しているJALに問い合わせたところ、

片道一人91000ルピー(約13万円)

7月16日は決定していて、次は7月30日の便を予定中とのこと。

 

・・・・高い。。。(T ^ T)

 

しかも、彼女は三人子供がいるので、4人分のチケットを購入しないといけない。もしも旦那さんも一緒なら5人分。。。。うわ〜。

 

確かに、彼女とも話したけれど、この家から出れない生活をもしかしたら年内ずっと続けるよりも、インドから脱出して日本でまだ少しでもましな生活を送った方が、精神的にも身体的にも健康でいられるような気がします。

 育ち盛りの子供達だって、ずーっと家の中だけだとストレスが溜まるはず。

 

私の場合は、半年前に購入していた7月帰国予定の航空券があって、もちろんそれはキャンセルになってしまったので、それを日程変更で使いたいと国際線再開を待っている状態だんだけれど、こんな状況では、年内も怪しくなってきた。。。。

 

インド在住の日本人も、コロナの影響で突如帰国できなくなった日本人観光客も続々このチャーター便で帰っているみたい。

当初はここまでコロナの影響が長引くと思っておらず、足止めになったけれど、滞在延長でインドに残っていた日本人観光客も、いよいよインドでロングステイしている金額の方が高くなって、インドに残る方が危険が及んでいると心配になっているのではと想像します。

 

世界中で同じ状況ですが、インドでもケララでも急遽解雇されている人も多く、レストラン、ホテル、観光業、いろんな業種がダメージを受けています。

私が関わって、お手伝いしているケララの観光業も当分見通しが立たないので、インド人同僚もだいぶモチベーションが下がっているし。。。

 

こんな状況でも、気分良く過ごすにはどうしたらいいだろう?

 

そして、このブログでいつも現状報告といってもネガティブなことを書くのも如何なものですよね。

読んでいただいている人もつまんないですよね。

 

そこで、今回は旦那アヌーのお気に入りのインド音楽を紹介してみようかと思いました。

 

多分このブログは何かしらインド、ケララに興味がある方が読んでくださっていると思うので、少しでも面白いものにしたいなと思う、トリバンドラム強風の昼下がりです( ^ω^ )

 

さて、今回お届けするのは(ラジオパーソナリティーみたいになってますが。。σ^_^;)

旦那アヌーの大好きな曲でもあり、私も好きな曲です。

 

アヌーは、日本人はインドの曲が好きではないのではって心配してますが、興味があったら聞いてください。

 

"Afreen Afreen

これを歌うRahat Fateh Ali Khan は実はパキスタン人ですが、有名なインド人の作詞家が歌詞を書いたこともあって、インドでビッグヒット。

彼の伯父さんが最初の原曲を歌って有名だったものを2016年に再度リリース。

またまた、大ヒットになりました。

 

 

 

 

youtu.be

 

 

 

f:id:misopurin:20200710130330j:plain

木に登って伸びた枝を切り落とす木登り職人のおじさん

特に記事の内容とは関係ないけれど、窓から見える風景です。。。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たまにはインドの良さも?外出自粛、5ヶ月目突入。。。

コロナウイルスにより、政府からの正式なロックダウンが発令されたのは3月25日。ですが、3月初めからコロナウイルスの理由で外国人に対する差別行動がケララでも起こり始めたということで自主的に外出自粛をしていたので、とうとう5ヶ月目に入ります。

 

インド全体のニュースで見ると前回もお伝えした様に、感染者数はますます勢いをまして伸びていて、緩和どころか再度都市封鎖の規制を強化するとも言われています。最近は、タミルナドゥ州が再規制をはじめました。

 

 

news.google.com

 

f:id:misopurin:20200702122640p:plain

インド各州の感染者データ。ケララは上位にはいません。

f:id:misopurin:20200702122746p:plain

18番目にケララ州。数は増えているものの、他州に比べてだいぶ少ないんです。

感染者数データのこの表でもわかる様に、ムンバイ、チェンナイ、デリーなどの大都市が圧倒的に多く、それに比べて、インドの全州の中でも比較的都会と認識されているケララは、かなり健闘(?)している、だいぶ少ないのが分かっていただけると思います。

 

お隣のタミルナドゥ州(首都チェンナイ)に比べても5%です。

とは言っても、2週間前にトリバンドラムではオートドライバーが感染したということで、ニュースになったので警戒心を緩めてはいけないとは思いますが。。。

 

 

さて、私にはトリバンドラムに三人の日本人女性の友人がいます。

みんな旦那さんはインド人。自粛生活でストレスが溜まってるなか、時々情報交換したり、生活のヒントを与え合ったりして、気持ちを支え合っています(笑)

 

その中の一人の女性は、旦那さんがカシミール人で、観光地のビーチ沿いの洋服や雑貨などのおみやげ屋さんを何軒か経営しています。

今回は、彼女の体験も交えて見えるインド人のお話。

 

今、彼女の家には、おみやげ屋さんスタッフとして雇っているカシミール人の男性数名他に、彼女の旦那さんのお兄さん家族、旦那さんの両親が暮らしています。

去年末から、カシミール地域の政情が悪くなり、今年の2月頃に、危険なカシミールから一時的に避難するということでやってきた旦那さんのご両親とお兄さん家族。

コロナの影響で帰れなくなってしまっています。

 

というわけで、この家は部屋もたくさんあって大きいのだけれど、同じ家に14名くらいが同居する生活。彼女はもはや寮母さん状態。(/ _ ; )

もちろん、お義母さんも料理など手伝ってくれているのだけれど、1歳と4歳の二人の小さい子供を持つ彼女は、毎日がてんやわんや。(本当に偉い)

 

それでも、忍耐力と包容力のある彼女は、いつも穏やかな口調。私からするともはや神様レベル。

 私は絶対無理そう。。プライベート空間と時間の全くない生活。。。

おみやげ屋はお客さんがいないから、みんなスタッフもほとんど家で過ごしているそうだし。

彼女の日々の生活を聞くと、私はまだまだだわと思ってしまいます。

 

ある日そんな彼女が、ほぼ初めてくらい不満を漏らしました。

 

彼女:「お義兄さんの嫁が、私の持っているもの羨ましがってか分かんないけど、勝手に使ったり、着たりするんだよね。家族だから、共有して大丈夫じゃないっていう感じで。しかも日本人でお金持ちなんだから、くれてもいいくらいっていう言い方みたいなの。」

 

彼女:「なんか、私も家事手伝いしてるし、お手伝いしているから、そういうことでいいでしょ?、みたいな感じなの」

 

私:「許可なく人の服きたり、モノを使うことと、それをお手伝いでチャラにして許してもらうって、それはちがうよねぇ。。」

 

確かに、インド人全員がそうとは言わないけれど、インド人はパーソナルな私物と他人、または家族の私物の境界が(私達が思う)日本人の感覚とははっきりしていない部分があって、よく言えばば寛容になんでも貸してくれるし、悪く言えば勝手に使っちゃう。

 

私達と彼女の自分のパーソナルな空間とモノの線引きが違うので、今使ってないからとか、家族だからとかで勝手に私物を触られて不快になるっていう気持ちはあんまり分かっていないようなのと、そしてこの悪気がない(本当に悪気がないのかは分かりませんが)のが、さらにちょっと面倒臭い。

 

ただ、日本人だって勝手に黙って人の物を使っちゃうっていう人いるし、この私達の経験だけでインド人を一括りに扱うつもりはないんだけど。

 

私もアヌーがなんでも貸したり、あげたりするのをよく見るし、近所の人や、インドの友人も損得勘定抜きでいろんなものを共有したりあげたり、そして私に与えてくれたりしているのをみて、ある意味すごいなぁと思うところもよくあります。

 

ほぼ初めて不満を漏らした彼女が続けた、

彼女:「でもさ、私の旦那のいとこは、昔、旦那や彼の両親から時計や服やら色々盗んで転売していたんだって。これ犯罪だよね。でも、初めはすごい怒っていたけれど、今は仲が戻ってて、旦那達は、『あの時は彼(いとこ)はちょっと魔が差していた時期で、今はいい奴に戻っているから大丈夫』なんだって。日本人の感覚だと、家族、親戚の縁切るか、一切口聞かないレベルだよね。。。インド人の懐の深さってどれだけって思うよ。だから、私がまだまだなのかなぁ。」

 

私:「え〜まじで??旦那さん、すごすぎない?インド人凄すぎ? いやいやいや、それはともかくあなたは十分、忍耐力も包容力も相当あるから。」

 

やっぱり、義姉さんが自分の服を着たり、モノを使ったりするのは嫌だ。

 

ただ、それにしてもインド人の寛容さ(?)は計り知れない。

今までの私の経験を合わせてみて考えると、”みんな人は不完全だ”ということを前提に生きている気がするんですよね。。。”こうあるべき”にあんまり影響されていない。

 

彼女とも、インド人の良さってねちねちケチケチしている人が少ないよねと話しました。

 

 

自分が今得することより、いつか自分も誰かの助けを必要とする時があるし、そうじゃなくても目の前の人と喜ばせたいって思いがあるというか。

賄賂や汚職、不正にまみれた国ではあるんだけれど。。。

そこはまだ矛盾があるんだなぁ。。。(笑)

 

最近、インドのネガティブな内容ばかりだったので、インド人の良さをと思い立って書きましたが、ただの驚きネタになってしまったような。

 

後日彼女は、

「最初は、両親もお義兄さんの家族も早くカシミールに帰ってくれないかなと思っていたけれど、こうロックダウンが続くと、息子と娘の相手をしてくれて助かるわって思うようになったよ。後は、使って欲しくないのは、そうはっきり言えばいいみたいってことも分かった」

と言っていました。 

 

もう一度書きます。

 

「インド人はとっても優しいんです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実はインドのコロナウイルスのピークはまだまだこれから??

公的には3月25日から始まったインドのロックダウン(都市封鎖)。経済的ダメージの回避もあり、またケララ州では感染者数が少なくある程度コントロール出来ている地域を見なされ、この1、2週間でかなり日常を取り戻しつつあります。

 

ようやく、うちの旦那さん、アヌーも在宅ワークが終わり正式に明日から出勤です。

一方、10歳以下の子供と65歳のシニアの外出自粛は継続なので、どっちみち私はどこへも行けそうにない日々は続きます。

 

もうすぐ、もうすぐとこの生活の終わりを夢見ながら、単調な毎日を過ごしていましたが、このカレンダーを見ながら過ごすことをもう止めようかと思いました。と言うのも・・・・

インド全体では感染者はどんどん増えていて、ピークは7月8月になるらしい。そして感染者が10〜20倍になると言う恐ろしい予測も。

 

外出も学校も、まだまだずっと先になりそうという現実を知ってしまったから・・・。

 

 

この1ヶ月間、ただでさえ軟禁状態で楽しみの少ない私達の家族に、いろんなことが起こりました。そう、言い方で分かるかもしれませんが、良い事は少なかった。。。

 

1)国際小包関税78%事件

まず、日本の両親から送ってもらった国際小包に4500ルピー(6360円相当)の関税がかけられて請求された事。日本食とお菓子の入った5Kg位の小さな箱です。

そして関税率、78%って!!(怒)

さらにクッキーの箱が空いていて、中のクッキーが食べられていて、郵便局員は「きっとネズミの仕業ですね」って(怒)

 

f:id:misopurin:20200614203812j:plain

クッキーが見事に食べられていた。

 

納得イカン!と、あれやこれや情報を集めた私。

実は関税というものは個人使用だろうが、海外から来るもの全てにかけられるのが前提で、今までかけられていなかったのは、ラッキーだったという考え方をした方がいいという私の知らなかった知識を頂いたり、インド在住の日本人で同じ様な目に合った人がたくさんいることを知ったり、インドの様な国は、担当者のさじ加減で税率も変わるというまた曖昧な事情も知ったり、インド税関に問い合わせても誰も確かな答えは知らないということを知ったり。

 

情報を知っていくと、78%の税率も、クッキーの穴も、税関局員の態度も納得は行かないけれど、少し怒りが緩和された。。。

そして何より、中身に入っていたお菓子やパスタソース、海苔の味に幸せを感じ、癒された。高い買い物だったけれど、私の誕生日がわりにしよう。

 

2)”やっぱりインドの銀行はいい加減”事件

こんなロックダウンの中でもアヌーが在宅ワークしている間に、少しでも何か私達の人生を前進させたいと思っちゃう私。

前々からアイデアにあった娘の学資貯金を始めようということになった。

なんとインドならではのスキームで、結婚資金は女性の家族が支払うという昔からの慣習、ダウリーによる家庭の破産を防ぐ為という考えに基づいた、女の子だけが入れる利率の高い学資貯金があります。なんと、利率7.5%で非課税!

 

まずはアヌーがその商品を出している銀行に行って、必要な書類を確認しました。

書類や写真は翌日にも揃えられそう♪

ところが銀行に行って分かったことは、今の家に引っ越した際に銀行支店の口座を変更はしてあるけれど、定期預金の口座は前の支店の登録のままだということ。

この支店がまた遠い。。。前に支店の移し替えをした時に、どちらの支店の銀行員も私達の通帳を見ているのにその点には全く触れてくれなかった。。。なぜ、その時に一言、『口座登録の支店を変更しただけでは、定期預金の移動は完了してませんよ』と言ってくれない?

と言うわけで、娘名義の貯金に今ある定期預金から振替するつもりだったので、翌日、アヌーは昔暮らしていた場所の近くの銀行支店に行って、全ての定期預金の口座の支店変更をしに行く羽目になった。。。

 

3日目、再度、新しく貯金をスタートする為に、書類を持って銀行に行った。

ところが、そこにマネージャーや他のスタッフが顔を出し、他にもいい商品があるから話だけでも聞いてくれと言われ、アヌーも軽く聞きながらあしらっていたら、担当していた銀行員から、一言。

「この書類だけじゃ手続きが完了しなくって、お子さんのアダカード(インドのマイナンバーカード)を作ってそれを持って来てください」

いやいや、今子供の外出規制あるから無理じゃん?!

だから初日に、必要書類の確認をしたんでしょ??

 

日本じゃ考えられないこの対応のまずさ。

 

3)アヌーの給料が止められる事件

今月、毎月初日ごろ(担当者のさじ加減なので5日くらい遅れる)に入る給料が入らない。アヌーが問い合わせてみると、意地悪な経理の女性が、『今うちの研究所のファンドにいお金がないから払えない』と言われたらしい。・・・そんなはずはない。

この研究所は政府系の組織で、経理や事務スタッフは公務員。

アヌーの様な研究員、講師などは教授とは違った先からお給料が出るのだが、お金がないと言うことにはならないはず。

アヌー曰く、「この女は前にもこうやって機会を見ては給料を遅らせたり、支払いを無視したりして意地悪をしてくる」

公務員の職員が個人的感情で、スタッフの給料を操作してもいいのかは分からないけれど、アヌー曰く、「いつか絶対もらえるから大丈夫!」

と言うけど、この4年間の昇給分もまだ貰えてませんけど。。。

 

f:id:misopurin:20200614203941j:plain

どこにも行けず写真がないから、傘がわりにレジ袋を被るおじさんをベランダから。

 

 

インド生活、リスク高すぎて怖いよもう。。。

はっきり言うと偉そうな態度の割にプロフェッショナル意識が低いんですよね。

 

そんな気分が滅入ってしまう様な日々も、娘の成長はめざましく、幸せな雰囲気を与えてくれるだけじゃなくって、私達の生活が、私達の人生が前に進んでいることを証明してくれている様で、子供に救われているんだなと実感します。

私は老化と退化をストレス増加をひたすら突き進みながら、このコントラストが嬉しくも悲しかったり。

 

さて、銀行行き3日目、徒労に終わったアヌーがその帰宅途中に、ある占い師のおじさんに声をかけられたそう。

 

「あなたが長く身につけているもの(持っているもの)なんでも良いのでそれを手放しなさい。そうすればあなたの家庭に幸せがやってくる」

 

家に帰ってくるなり何も言わず、バリカンで自分の胸毛を剃り始めた。

理系頭で、神様や占い、スピリチュアルには基本興味ないアヌーだけれど、気になったらしい。

「僕は指輪もないし、時計もしないでしょ。高級なものも持ってないから僕が長く持っているのはこれだけ。」

 

その発想?!私も娘もウケて、大喜びで胸毛処理を手伝った。この毛の多さったら!!(笑)

娘は「ノーヘア、ノーヘア、パパ」と今でも呼びかけるし(笑)

 

胸毛を手放したアヌー家に良いことは訪れるでしょうか?

次は良い話が出来ますように❤️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多分、うちの旦那さんはHSP。

予想をしていましたが、インドでは、5月3日からさらに2週間ロックダウンが再延長されました。

 

もはや、この生活にも慣れても来たので驚きもがっかりもしなかったですが、もちろん、今後の生活の不安も芽生えて来たのも事実です。

 

f:id:misopurin:20200506193832j:plain

本来は八百屋さんじゃに人が代わりにマーケットで仕入れて、車で住宅地に野菜を販売に来ています。

f:id:misopurin:20200506193809j:plain


インド全体への経済の打撃も相当だろうし、旦那さんの勤める公立の研究機関では、最近の教授を交えたミーティングで、来年の研究費はほとんど見込めないだろうと教授から伝えられたそう。

 

同じ機関内でもコロナウイルス関連の研究室にザクザクお金が入って来ているそうですが、ちょっとでも分野が逸れると景気の低下に影響されるとのこと。

 

職業上、基礎研究に身を置いている彼は医薬系業界をよく知っているので、コロナの影響で、今世界で多くの製薬会社が、過去にあまり成功しなかった薬をここぞとばかりに再販しようとしかけたり、特許機関の切れた薬品でコロナに効果がありそうなものの取り合いをしたり、すごい巨額のお金が動いていることと、世界での取引のことを憂いています。

 

さて、話は変わって、ロックダウンを少しでも楽しく過ごす為に、我が家でもとうとうNetflixに加入してみました

娘が日本から持って来たぬいぐるみにトトロがいて、そろそろジブリ映画、「隣のトトロ」を見せてもいいかなぁと思ったのが大きな理由です。

 

期待通り、映画「トトロ」は娘に大当たり!

しばらく飽きずにトトロが出るシーンを繰り返しみてました。日本語にしようかと思ったんだけど、設定が分からず英語で。

だから、娘が英語風に「チョオゥ・トォウ・リョウ」と発音するのが気になるんだけれど・・・まぁしようがないƪ(˘⌣˘)ʃ

 

そして、映画が超・超好きな旦那アヌー。

 

基本、見るのはインド映画ですが、子供がいなければ月に2〜3回は映画館で映画を見たくて、家でも暇さえあれば昔の映画のワンシーンを見たりするほど。

 

そしてせっかく映画見放題なのだからと、時間を作ってハリウッドでも見ようかと言うことになりました。

 

基本、ヒューマンドラマとかサスペンスが好きな私も、戦ったり泣いたりする様な映画が嫌いなアヌーのことを考えて、そしてNetflixからのおすすめも加えてランダムに選んだ映画が、

「最高の人生の見つけ方」(The Bucket list)

 

他のでも良かったんだけど、本当に見たかったアカデミー系はやはりリストに入ってないですね。

私は、この映画を結構面白楽しく見た記憶があったのに、

アヌーの反応はと言うと・・・ドヨーン(u_u)

 

アヌー:「なんで人が死ぬ映画を選んだんだ。気分が晴れないよ」

 

確かにそうだ。死期を知った老人の話だった。。。私のミス。失敗。

 

翌日、アヌーは自分で勝手に映画を探して、仕事がひと段落した後に

「Kick-Ass」を見ていた。

これは、おバカアクションコメディの部類に入って、その後素晴らしい女優に成長するクロエ・グレース・モレッツのアクションも見所。

 

私は、子供の面倒やら家事に忙しかったので、見なかったけれどアヌーの気分転換にはいいかもね〜と思っていた。

 

そして見終わったアヌーの反応はと言うと・・・・ドヨーン(u_u)

 

アヌー:「主人公の女の子(クロエ)のお父さんが死んだ」

 

えー!?死んだっけ?そこがメインのストーリーだったかも忘れたけれど、これもダメか。

 

そこで、志村けん好きのアヌーだから、これはどうかと思って提案したのが・・・

 

「ポリスアカデミー」!(古っ(笑))

 

なんとこれが大成功!!

 

アヌー:「うわーこれ最高に面白かった。サンキュー!こんな映画を待ってたよ」

 

これ以前に、ジブリシリーズでは「ラピュタ」は悲しすぎて、「魔女の宅急便」は高得点だったと言う経緯がある。

 

これはアヌーの映画のストライクゾーンがめちゃくちゃ狭いって言う話

前々から分かっていたけれど、アヌーは人への共感能力が高すぎてしまって、心が疲れると言う性格を持っていると言うことでの最近の発見したドンピシャなキーワード。タイトルにあるように、HSPと言う言葉を知ったという話です。

 

私にとっては「そこ?」って言うところに彼は反応してしまいます。

時にはその対象は人間じゃなくて自然や動物にも。

 

そんな人のことをHSPと言うそうです。5人に1人はこの部類に当たるとか。(結構多いんだ)

Highly Sensitive Person。(超敏感な人)と訳すそうです。

 

項目はうわ〜ほぼ全て当てはまる。やっぱりな。

項目が当てはまったとしてもレベルも色々あると思うので、基準はわからないけれど、アヌーは限りなくHSPに近いタイプですね。

 

でも、これに分類されるからって自分だけじゃないんだとホッとする人「・・・でっ?」っていう人がいると思います。

私もどちらかと言うと最近のマイノリティの扱い方でもさらに細かく分類分けすることがいいことなのかわからないでいる方ですが。

 

アヌーは・・・後者でした(。-_-。)

アヌー:「HSPとかどうでもいいけれど、映画では人が死んだり、悲しんだりして欲しくない。映画は人を幸せにするもんだろう?」

 

彼にとってはHSPだろうが、どうでもよくって、笑って1日をハッピーに過ごせる映画が見たいとのこと。

 

あぁキャメロンディアスの「私の中のあなた」とか、カズオイシグロ原作の「私を離さないで」とか絶対無理だろうなぁ。。。「レナードの朝」とか「セントオブウーマン」とか、「今を生きる」「テルマアンドルイーズ」とか、私の心に残っている映画は、一緒には見れそうにない。

 

と言ってもインドに来てから4年位ハリウッド映画を見てないから、面白い映画を思い出せないだけかもしれない。。

 

あっ「TED」下品すぎて、スラング多めで難しいかな。娘の前じゃ見せたくないよね。いくら2歳とは言っても。。。

 

結果、ロックダウンを楽しむ為のNetFlixはアヌーが気分にムラが出来ると言って、避けがちになり、ユリアも他の映画を見せようとする前に、「オンリーYoutube!」って言うし・・・私には集中して映画を見る時間はないし・・・。

 

あ〜自分だけの時間が欲しい!(結局そこ!)

 

じゃあ、

「アヌーの好きな明るいインド映画を一緒に見ればいいじゃん?」と言われそうなところですが、インド映画は・・・・・・めちゃくちゃ長い!!

平均で3時間とか普通にあるので、あっと言う間に1日が終わってしまいます。家事も仕事もせずにテレビに3時間も張り付かれていると、息抜きどころでは無くなってしまうのが難点。

 

ロックダウンをいかに楽しく過ごすかの模索は続く・・・

f:id:misopurin:20200506194043j:plain

最近「FunnyFace 」って頼むと本気の変顔をする娘。それを顔が崩れると不安視するアヌー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅待機中の食事編。コロナ太りを防ぐためにも。

こんにちは。

私のブログタイトルにあるように、現在まさにこのロックダウン下、”好むと好まないに関わらずVeggy生活真っ最中です!

 

普段から旦那アヌーがベジタリアンなので、週末にレストランに行く時以外はほぼ肉を食べない私ですが、ロックダウンの影響でほぼ1ヶ月半肉を食べていない!

 

彼がベジタリアンを私達に強制している訳ではなくって、むしろ特に魚が必要タンパク質だし、魚の油は健康にいいから食べろって言ってるくらいです。

その為、娘の為にもお魚はたまに冷凍の切り身を宅配サービスでお願いして食べたりしています。

 

ただ、インドの肉が特にこのロックダウン下であんまり信用ならない(正式には休業中なので、相当古い肉を冷凍して販売しているかもしれない疑惑)のと、家に篭っているのでそこまで肉を食べたい気分にならないんですね。

(特にインド料理の重たくて辛いカレー。豚しゃぶとかなら喜んで食べたいのだけど(涙))

 

さらに今、ケララは1年の中で一番暑い時期(日中は35度位)、家にこもってばかりでさらに気温も暑いので消化力も弱まってます。

 

さて、ロックダウンが1ヶ月になり、ようやく生活にも家族のリズムや役割分担が出来てきて、少し楽になってきました。

私は基本昼食を家族に作るだけで、朝と夜は自分達が自分で食べたいものを作っています。私は自分と娘の食事だけに気を遣えばいいと。

私がほぼベジタリアン生活をしていると言っても、さらに健康志向なアヌーの食事はこだわりが凄くって、はっきり言って面倒臭い。(-.-;)y-~~~

 

 

えっ彼がどんなものを食べてるか知りたいですか??

(日本人の友人に言われたんです。アヌーって何食べてんの?って)

 

f:id:misopurin:20200422130548j:plain

アヌーの夕食(ほぼ毎日これ)


これがアヌーの毎日の夕食です。

左のものはアムラという抜群に抗酸化力と鉄分を含むアムラのチャンマンディ。

右のものは翌日から浸水させた生ピーナッツとトマトを軽く炒めたもの。

ある時、日本の友人から聞かれてこれを見せたことがありますが、彼女が言った言葉。

 

「はぁ〜、どうしようも無く健康的なんだね」

 

この驚きとやや引き気味と納得のセリフ(笑)

そうなんです。インドには特に北インドにはたくさんのベジタリアンがいますが、またその部類とはちょっと違うベジタリアンなんです。

 

ちなみに以下が私達の食生活です。

 

アヌーの朝食:バナナとココナッツ、フルーツジュース

私の朝食:パンまたはチャパティ、サラダ、インド風野菜炒め、果物

アヌーと私の昼食:ライスとカレー 

アヌーの夕食:生ピーナッツ炒め、発芽させた緑豆、サラダ、アムラチャンマンディ(炭水化物なし)

私の夕食:その日の気分での献立(軽め)

 

そして食事の前、または間食に私達は、たくさんの果物を食べています。

 

果物が本当に助かる!

調理しなくていいし、栄養あるし、お腹に持たれないし、甘いし。

 

f:id:misopurin:20200422225148j:plain

f:id:misopurin:20200422225215j:plain

今はマンゴーシーズン!

 

ほぼ外出が出来ないので運動不足、さらに高い気温での食欲低下。

こんな時は無理して肉魚を食べなくても、豆や卵のタンパク質をある程度取っていれば、(アヌーはビーガンですが)だいぶコロナ太りも防げはずです。

 

日本でも、3度の調理が面倒と思っている方や、在宅ワークと家族の世話で食べる時間もちゃんと確保できない方もいるかもしれません。

そんな時は、果物に頼ると楽ですよ〜( ^∀^)。インスタントの食品とかコンビニに頼るよりずっとヘルシー。

 

18歳の頃から変わらず53Kgだったアヌーの体重。去年から今年に入って、長い通勤時間とハードワークで体重が51kgになっていたところ、なんと多分アヌー太ってきました!(見た目だけで何キロかはわからないけれどきっと太ってる)

 

こんな超健康的な食事でも、太れます!

十分な睡眠とストレスが減ったことも大きいかもしれません。

 

コロナの影響は、健康と将来の生活の不安をもたらしましたが、生活への配慮の仕方で、少なくとも健康だけは確保したいですよね。

 

 

 

 

 

必要にかられるとクリエイティブになる?自宅待機生活2週間目突入。

こんにちは。インドの21日のロックダウンもいよいよ後半戦です。と言っても、21日間で終わるような気がしないので、まだまだ続くんだろうなと薄々感じていますが・・・。

 

インドでは学校は4、5月が夏休みなので実際にはすでに夏休み期間。

日本みたいに「新学期の準備や学習の遅れをどうする」、とか、「オンライン授業でバックアップする」、とかという対応に追われる事なく、インドの先生方は楽々自宅待機生活に入っていると想像しています。

 

そもそも教育システムが日本とは違い、小学校でも教師は教科別の担当で、教師は学力以外の生きる力、生活態度、身体能力を身につけることなどを全く求められていないので、インドの先生は比較的楽な職種に見えます。

 

私の日本にいる友人には教師や教育関係に関わる人が多いのですが、今色々な対応に追われて、日々死にそうになっています。。。(涙)責任の量が違いすぎるのでは?と思わない日はない!

 

噂では、インドの学校は6月の新学期が8月に延期になるかもしれないという話も聞こえて来ましたが、良くも悪くもどうしようもない事にはあんまり抗わないインド人。

「そうなんだ〜。」という声だけが聞こえて来ます。

 

さて、自宅で2歳になる娘と過ごす時間が長くなった私や旦那アヌーは知恵を絞っています。

毎日何か新しいおもちゃ、遊びを考えて、テレビだけの日々を避けたい。外出も許されないので、体も動かせてあげたい。

 

とは言え、もう食料品スーパーしか空いてないから文房具屋にも行けないし。ゴミとか今あるもので作るしかない。

 

アートセンスの全くない私が日々格闘しています!

それでも工作は好きだったかも?!という自分を思い出しひねり出したいくつかをご紹介。

 

 

f:id:misopurin:20200410193834j:plain

腹べこワニ

f:id:misopurin:20200410193838j:plain

ボールでZOO

f:id:misopurin:20200410193852j:plain

猿の貯金箱

作成中もユリアが割り込んでくるので、完成度よりも目新しさ!(言い訳!)

 

アヌーの方はと言えば、もう少し大掛かり。

自分のベッドマットをソファに乗せて滑り台。

ブランケットを被せて、ユリアの要塞。

 

 

f:id:misopurin:20200410194422j:plain

ベッドマットで滑り台

ユリアもお友達に会えなくってつまんない割に明るく過ごしてくれて助かってます。

 

そして、

日本では緊急事態宣言の後も理美容業界は休業ではないそうですが、インドではもちろんクローズ。

アヌーが伸びきった髪が我慢ならないらしいので、私が切ってみた。

f:id:misopurin:20200410194246j:plain

すきバサミの使い方もよく分からないけれど。

1、2歳児の髪はためらいなく切れたけれど。。。どうにか気になる部分だけ。

切った髪を受け取るカバーとなしないの?って言われそうですが、切った後に床掃除して、自分はシャワーを浴びればいいんじゃない?というので・・・

 

というわけで、人間必要にかられるとクリエイティブになれるし、普段なら絶対やらない専門職の仕事もやってしまえるのです。

 

そして、現在自家製の酵母作りも始まっています。。。

普段なら絶対にやらないけれど、どうしてもパンとかピザとか粉物が食べたくなって来て、イーストがないから、自分で作ってみようと思い立ちました!

 

マンゴーと砂糖を混ぜて、菌を培養中。どうなることやら。